One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ スティング方式 その2 by T2020/06/11

栗の花
如何なる会の運営においても、世話役の労力の最たるものの一つに会計業務があります。

しかし!薪焚き人の会には会計業務が皆無。その理由は、会費を集めませんし、かかった燃料費等は全て個人持ち。使用するチェンソー等も個人所有。加えて直接的な補助金助成金等を受けていないからです。

会を動かす上で大事なのは会員のモチベーション(動機)です。薪焚き人の会の会員は、薪を調達するというモチベーションがある限り、かかる経費は各自個人負担であることに疑問を呈する人がいません。

補助金の縛りが無いので、会で行う活動量や生産量にノルマ等もありません。全会員の必要とする薪が十分になったならば休会も問題無し。各会員は必要な薪量に応じて参加不参加を自ら決めます。会は出席人数の多さを求める必要もありません。むしろ多人数が一気に参加すると一人当たりの調達薪量も制限されます。よって欠席者がいても「アイツなぜ今日来なかったんだ、とか、ヤツの出席率が低い」と文句を言う人が全くいません。来るもの拒まず去るもの追わず、これが薪焚き人の会のモットー。

会運営も人生も、お金の悩みから解放されている自由な状態が一番です。