■ 梅雨明けにサマツタケ by T ― 2020/08/02
この時期に何と!サマツタケが採れました。本来は9月頃が旬ですが、梅雨の長雨が続いたのと日照時間の少なかったことが原因でしょうか。
しかし!それだけが原因ではありません。それには確固たる理由があります。
サマツタケが採れた場所は、金山里山の会がキノコ研究を継続している森の中です。会員が下草を刈り灌木を伐り階段歩道を作り、適度な木陰と風が通るように整備してきた場所なのです。着実に成果が現れてきているというわけです。
アカマツ林に生えるホンマツタケと異なり、サマツタケはコナラ林に生えます。アカマツ林は一次林(荒地に先ず出現する林)なので寿命が短い。最近の里山ではアカマツ林は立ち枯れが顕著です。それに対してコナラ林は二次林であり、アカマツによって肥えた土と保水された地面にアカマツと交代するように出現します。そして最終的に常緑広葉樹の極相林に移行するまで繁栄します。
人間が手を加えることによってコナラ林を維持し、常緑広葉樹林化するのを遅らせることが可能で、それが里山なのです。里山とは人間が長い間手を加え続けてきた自然なのです。そんなコナラ林と共生するサマツタケは、正に里山のエンブレムと言えましょう。
写真は金山里山の会会長さんに頂いたサマツタケです。偶然にも今日は二の丑。ウナギと一緒にサマツタケをスパークリングワインと共に食す予定です。感謝感激!!
本当に有難うございます。
しかし!それだけが原因ではありません。それには確固たる理由があります。
サマツタケが採れた場所は、金山里山の会がキノコ研究を継続している森の中です。会員が下草を刈り灌木を伐り階段歩道を作り、適度な木陰と風が通るように整備してきた場所なのです。着実に成果が現れてきているというわけです。
アカマツ林に生えるホンマツタケと異なり、サマツタケはコナラ林に生えます。アカマツ林は一次林(荒地に先ず出現する林)なので寿命が短い。最近の里山ではアカマツ林は立ち枯れが顕著です。それに対してコナラ林は二次林であり、アカマツによって肥えた土と保水された地面にアカマツと交代するように出現します。そして最終的に常緑広葉樹の極相林に移行するまで繁栄します。
人間が手を加えることによってコナラ林を維持し、常緑広葉樹林化するのを遅らせることが可能で、それが里山なのです。里山とは人間が長い間手を加え続けてきた自然なのです。そんなコナラ林と共生するサマツタケは、正に里山のエンブレムと言えましょう。
写真は金山里山の会会長さんに頂いたサマツタケです。偶然にも今日は二の丑。ウナギと一緒にサマツタケをスパークリングワインと共に食す予定です。感謝感激!!
本当に有難うございます。