One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 人生いろいろ 暑さも人それぞれ by T2020/08/23

追い込まない自転車

誰に聞いても、昔と比べて今は暑くなったと口を揃えておっしゃいます。
果たして、昔と比べて今は本当に暑くなったのでしょうか?

僕の場合、個人的印象ですが、今の方が暑さに関して楽です。断然昔の方が暑くて辛かった。その理由について述べましょう。

今から40年近く前、前世紀のことですが、僕はアマチュアで自転車ロードレースを走っていました。例えば全日本クラスの国民体育大会のレース(当時まだ国体はそれなりにステイタスがありました)が10月に開催されるとなると、県予選は8月の今頃。それに向けて練習するとなると、真夏の暑い中100キロから200キロのアップダウンの激しい道を走らねばなりません。時には心拍数を170〜180拍/分の有酸素運動AT値ギリギリで。

今の年齢で追い込んだ運動をすると活性酸素によって寿命を縮めますから、そのような高負荷をかけてはいけないと自分を納得させることができます。だから自分を叱咤する自分はもう存在せず、堂々?と楽に楽しく自転車に乗ることができるわけです。反対にスピードを上げようとすると「ダメじゃないか!お前は早死にしたいのか?」と止める自分がいるくらいです。僕は渋々(ほくそ笑みながら)スピードを落とすわけです。

要するに、昔の夏のロードワークは暑くて暑くて辛かった。強烈なトラウマです。それに比べて今の真夏の楽なこと楽なこと。

人生いろいろ、暑さもそれぞれ。十把一絡げではありません。