■ 移民の歌 by T ― 2020/08/03
梅雨明けした第1日曜日、早朝から5人の薪焚き人が集まった。
5人全て、生まれはこの里山にあらず。
5人全て、よそ者である。
気温がグングン上昇する中、黙々と薪割りをした。
皆んな灼熱の薪ストーブをこよなく愛していた。
だからこそ、こんなクソ暑い中でも薪割りができるわけだ。
不思議と結束力を感じた。
真夏のかげろうの中で、山の恵みは、よそ者たる我ら山賊が頂戴する。
土地は、その土地を真剣に守る者の手に下る。
それが自力救済の掟。
この国が太古の昔から脈々と培ってきた掟だ。
遠く安全な場所から「その島は俺たちの領土だ」と叫んでいても、侵略者は屁でも痒くも無い。
土地は、その土地に時間を捧げ、その土地の上に汗を落とす者の手に下る。
よそ者は失うものを持たない。ただ奪うだけだ。
5人全て、生まれはこの里山にあらず。
5人全て、よそ者である。
気温がグングン上昇する中、黙々と薪割りをした。
皆んな灼熱の薪ストーブをこよなく愛していた。
だからこそ、こんなクソ暑い中でも薪割りができるわけだ。
不思議と結束力を感じた。
真夏のかげろうの中で、山の恵みは、よそ者たる我ら山賊が頂戴する。
土地は、その土地を真剣に守る者の手に下る。
それが自力救済の掟。
この国が太古の昔から脈々と培ってきた掟だ。
遠く安全な場所から「その島は俺たちの領土だ」と叫んでいても、侵略者は屁でも痒くも無い。
土地は、その土地に時間を捧げ、その土地の上に汗を落とす者の手に下る。
よそ者は失うものを持たない。ただ奪うだけだ。