One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 大豆パワーで絶好調! by M2020/03/09

煮豆
この冬ほど煮豆を作ったことはありません。味噌作りを2月初めに終え、残った大豆を週に1〜2回のペースで煮込んでいます。

夫も私も同じ食材、同じメニューを飽きずに食べ続けることができます。ですから、毎食煮豆が食卓に出ても全く問題ありません。味付け前に茹で豆の状態で取り分けた大豆でサラダを作ろうものなら特別なご馳走になります。

薪ストーブのトップに鍋を置いておけば、一両日中には煮豆が出来上がり。

ここまで煮豆にハマったのには理由があります。大豆に含まれる健康成分を再認識したこと。プラス、脂肪や糖質といった取りすぎに気をつけたい成分が少ないこと。

そのお陰かどうかは分かりませんが、体年齢がこのひと月で1歳若返りました!

さらにオカラ煮が加わり夫は絶好調らしい。一度作れば日持ちもしますのでタイムパフォーマンスに優れ、大量購入したので安価で手に入っており家計にも優しい。大豆のパワーは侮れないですね。

■ 根拠のない菌の話 by T2020/02/29

天然酵母ぱん
全く根拠がありませんが、昨日、腐葉土やボカシ堆肥を天地返ししながら思いました。

ホカホカ発酵熱を出し蒸気が上っている腐葉土やボカシ堆肥の周辺には、かなり多くの菌が活発に活動しているはず。この菌が悪いウイルスに対する抵抗力になりはしないだろうか?

腸内細菌(腸内フローラ)の多い人は病気に強いという話を聞いたことがあり、ならば人間を取り巻く環境においても多様な細菌が多ければ健常にならないかと。

もしそうならば、我が家では、毎週妻がパン生地をこねて発酵させたり、味噌を作ったり、麹を料理に使ったりしているので、我が家に住み着いている天然菌が多くいるはず。これも病気を引き起こすウイルスに対する抵抗力になるのではなかろうか?

そんなことをふと思いました。全く根拠はありませんので、拡散させないでください。あくまで個人的推測です。

ところで菌の話から金の話へ。
自宅待機や外出自粛を要請された時、あるいは病気に感染した時、こういう危機的状態になった時、頼りになるのはやはり年金などの不労収入です。どこにいても隔離されていたとしても確実に一定額の金が入ってくるからです。しかし年金支給年齢が先延ばしされつつあります。かつての2000万円問題も新型コロナウイルスによって影が薄くなりました。

こういう時代だからこそ、更に一層将来の経済設計を立てておきたいと考えています。
金の話の方は、根拠のある推測です。

■ 4 : 3の定言命法 by T2020/02/19

スコッチウィスキー グレンモーレンジ

1週間に4日以上のエクササイズ、1週間に3日以下のアルコール。つまり

1〜2時間のランニング、サイクリング、ワークアウト(筋トレ)を1週間に4日以上行う。

アルコールつまりお酒を飲むのは1週間に3日以下、主に週末の家飲み。里山に住むようになって、タクシー帰宅せねばならないような外飲みは丁重に御遠慮するようになりました。

4:3のルールには、さして特別な理由などありません。医者に勧められたわけでもありません。言い換えれば自分に課す無条件なルールというわけで、僕は4:3の定言命法と呼んでいます。

主体的かつ自由に生きるためには、日々の生活の中に、あたかもコンピュータのOSソフトのようなプラットフォーム、いわば基盤となるプログラムが必須だと考えます。自分以外の他者から命令されるのでなく、自ら自発的に且つ無条件で、一切の感情を排し命令される個人的行動プログラム。

自由と命令は相矛盾するように思えますが、僕個人としては、自分自身の行動を自由に管理コントロールできる状態を人間としての真の自由だと考えています。本能の赴くままという状態は本能に束縛されている不自由な状態だと考えるからです。

4:3の定言命法は、里山暮らしを主体的かつ自由に生きることを目指すルールの一つ。一日も早く自由な人間になりたいと努力しているつもりですが、現実にはとても難しい目標ですね。

■ 布マスク作ってみました! by M2020/02/17


手作り布マスク
夫が昨日のブログで「布マスクを使えばいいじゃないの」と書いたので、布マスクを作ってみました。

2つのウエブサイトを参考に私が求めていたマスクを自作することに。
条件1)耳が痛くならないこと
条件2)肌がかゆくならないこと
条件3)できればおしゃれであること

条件1を満たすために耳にかける紐を作りました。耳までの長さに合わせて調整が可能です。

条件2を満たすために選んだのが麻のハギレ。肌触りがよくストレスを感じません。

条件3は麻を使ったことと立体にしたことである程度は達成できたかもしれません。

参考にしたのは以下のサイトです。

リビングダイニングに必要なものを設置しいざ開始。
セッティング

祖母が使っていた足踏みミシンを使って縫いました。
足踏みミシン

私が工夫したのは内側用と外側用それぞれ作ったところ。
マスクの内側と外側

内側用と外側用を重ね合わせて紐を通せるように縫い合わせました。
内側と外側を縫い合わせる

50cmの紐を2本作成。
マスク用の紐

本体に通して完成!
手作り布マスク

装着したところです。
手作りマスク装着

間に不織布やティッシュを挟めばウイルス遮断効果が上がるかもしれません。
間にティッシュを入れる

制作に約3時間ほどかかりました。家にあったもので作ったので材料費は0。浮いたお金で昨日はちょっと贅沢な夕食となりました。これで免疫力がアップ!?



■ 薪でサウナ 薪以外でサウナ byT2020/02/09

ローラー台でサウナ
最近、薪を燃料とするテントサウナが注目されてきています。薪ストーブ販売店すら入荷待ちのようです。入荷された時は現物を見て、できれば体験してみたいです。

露天風呂や薪燃料の五右衛門風呂を作るよりも、テントサウナの方がお手軽で経済的で現実的です。購入し所有物を増やすかどうかは別の問題ですが、薪の活用、里山資源の有効活用の起爆剤になるやもしれません。庭のバックヤードにテントサウナ。検討の余地有りです。

ところで、寒い時期は発汗量が少なくなり新陳代謝が不活発になりがちです。加齢によって新陳代謝が落ちてくるのに加えて更に発汗も少なくなると、体内や汗腺に老廃物が溜まってしまいます。それが加齢臭の原因に!とはいえ加齢臭は老化現象ですから致し方ないとしても、老廃物の蓄積は健康を損ないます。できれば寒い時期も汗をかきたいものです。

寒い時期、僕流の発汗サウナは室内自転車ワークです。競輪選手が使用している3本ローラーに自転車を乗せて1時間ペダルを回すとかなりの量の発汗効果があります。汗を出し切ってシャワーすればサウナに入ったのと同じ状態、しかも運動エクササイズになっているので一石二鳥というわけです。

自転車ローラーサウナは、寒い時期の僕のルーティンです。

■ ヒマを持て余しているヒマは無い by T2020/01/18

竹

この冬に伐られた竹を頂きに、知人の屋敷竹林へ行きました。
家主の知人は82歳。僕が訪れた時、知人はチェンソーを振り回し、伐り倒された竹を細かく切ってチッパー機にかける準備をされていました。

元気な歳の重ね方の秘訣は?と質問すると、
「誰かに何かを期待する年寄りはダメ。自分でするべきことが順番待ちじゃないといけない。だって若い時みたいに素早く動けなくなるんだから、年取るとやることが溜まってくるのが当たり前なんだ。それなのに、次は何をして時間をつぶせばよいか悩んでる老人はもう御陀仏。」

だそうです。確かにごもっともなことで。

話は変わって、東京麹町中学校の話。この中学校では宿題を廃止するなど、最近注目されています。校長先生曰く
「人間、与えられ続けると自分で責任を取らなくなる。与えられ続けると不満を言うようになる。与えられ続けると自ら行動しなくなる。」

だそうです。確かにごもっともなことで。

時間は工面して自ら作るもの、ヒマを持て余しているヒマは無い。
そんな風に僕には聞こえました。

■ 日本の家は寒い by T2019/12/27

狭いバスルームはすぐに温まる?!
前日の記事で、寝室を暖めることの重要さを書きました。偶然ですが、その直後に『AERA』のウェブ記事を読むと、「日本は職場も家も寒すぎる」というタイトルの記事を見つけました。(2019/12/23)

ポイントは、外の寒さよりも室温です。その証拠に日本一寒い北海道が冬季の死亡増加率が最も低いというデータが出されていました。国土交通省が14年から19年まで行った調査によると、日本の住宅における居間での冬季温度の昼夜平均温度は16、7℃ 。WHOの勧告している18℃を満たしていない家が6割以上、脱衣場に至っては9割が満たしていない。一方で北海道では21℃を満たしている家がほとんどだということです。

寒さはヒートショックや高血圧などの循環器系疾患を引き起こす確率を高めます。

富山の住宅は、夏の暑さ対策も考えなければなりませんが、冬の寒さは命取りになります。今までの常識や価値観に捉われず、室内の暖房について真剣に考えようではありませんか!

家の作りやうは、冬を旨とすべし。

■ ヒートショックとインフルエンザ by T2019/12/04

全館暖房
富山県民は、家の大きさを豊かさの象徴としてきました。
しかし、その大きさが重荷になってきているように僕は考えます。

例えば暖房。広い廊下のある大きな家で全館暖房なんて到底不可能。精々リビングダイニングのみを暖房し、一歩廊下に出ると真冬の寒さ。トイレに行くのにも勇気が必要な始末。ヒートショックのリスクが高まっています。寝室も冷え切ってパジャマに着替えるのも苦痛。布団も湿って重く感じられます。

思わず、真冬の薪小屋にテントウムシが越冬している光景を思い出します。それは数十匹のテントウムシ達が薪の間で皆身を寄せ合って動かずジッと固まっている光景です。それはあたかも大きな家の中の隅っこだけを暖房し、皆身を寄せ合って越冬してる人間にシンクロします。

大きな家なのに狭い空間だけ閉め切って暖房し身を寄せ合うから、誰かがインフルエンザウイルスを持ち込めば皆感染という事態。何のための大きな家なのでしょうか?

僕は考えます。小さな家を全館暖房する方が健康的で経済的であることを。小さな家なのに広々自由に動き回ることができて豊かであることを。

小さな家の中心にある一台の大型薪ストーブが全ての空間を暖める。一階では薪ストーブの遠赤外線を受けディナーを楽しんでいる最中にも、常に暖気は二階ロフト寝室を暖める。電気毛布など無くても羽毛布団はドライでポカポカ軽くなっているというわけです。こんな小さな家の暮らしは最高だと僕は思うんですけど・・。

皆さんどう思いますか?

■ 里山(の塩)で脱塩 by T2019/10/05

里山の塩完成


高血圧などの血管障害を予防するためには、減塩が大切!健康診断ではよく言われます。
でも、海水を煮詰めた天然塩の場合はちょっと違います。


一般的に市販されている食塩は塩化ナトリウム濃度が99%以上。カリウムなどのミネラルは含まれていません。カリウムは過剰な塩分を排出する働きがあり、とても重要なミネラルです。よって一般的な食塩を摂取する際は意識して減塩に努めたり、他の食材からカリウムを摂取したりする必要があるというわけです。


一方、海水を煮詰めた天然塩の場合、塩化ナトリウム濃度が約78%。それ以外の約22%は塩化マグネシウムや塩化カルシウム、塩化カリウム(2%)などです。海水成分率は人間の血液や汗の成分率に近いそうです。人間も海洋生物から進化してきたという証拠でもあるでしょう。


というわけで、もうお分かりかと思いますが、天然塩を摂取していれば自然な形で必要なミネラルも摂取でき、過度に減塩を進める必要もないというわけです。


富山湾の水深333mから汲み上げている海洋深層水。この海洋深層水をそのまま煮詰めた「里山の塩」。塩化ナトリウム濃度が78%なので最初から薄味です。さらにカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルも同時に摂取できます。


でももっと大切なことがあります。どんなに良いモノを摂取していたとしても、身体を動かし新陳代謝を続けないと体内で淀んでしまいます。


塩炊きの燃料は、金山里山の会活動で頂いた薪。里山での薪作り作業で汗を流し自然な形で脱塩。これが最も大切だと思っています。

■ 骨粗しょう症検診の結果は… by M2019/09/09

初物の栗
先日、地元の保健センターが実施する骨粗鬆症検診を受けました。結果は要検査。

20歳から40歳の若年成人の平均骨量の20%減少までは正常とのこと。わずかに満たさず要検査となりました。

検査の後、骨粗しょう症に関するレクチャーがありました。その内、半数が要検査という結果でした。レクチャーの後、残って説明を受けたので判明。

金沢市の検診によると骨粗しょう症の発見率は7.40%とのこと。
http://www.kma.jp/kensin/kensin_02b0.html

健康診断は経済活動といわれても仕方がないような気がします。医療費が嵩み国の財政に負担になっているにもかかわらずです。

検査結果は3週間後に郵送されるそうです。2次検診を受ける前に今から改善行動を起こします。と言っても食習慣はかなり良い方です。運動もそれなりにしている身としては、他に何をすればいいのやら?

昨日の夫の記事にもありましたが、健康診断という事業自体が異常事態なのかもしれません。

写真は栗。この秋の初物です。