One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 庭は負の遺産か? by T2017/11/14

庭の中にある家
昨日の貴重な晴れ間、週末One’s Wayのイベントに向けて駐車場の草刈りも終了しました。

話は変わりますが、最近僕の周りで庭を消去・縮小又は庭木の除去を行う動きを見たり聞いたりします。その理由を尋ねると、維持管理とお金のかかる庭を次世代に残すことは憚られるということみたいです。庭を負の遺産として認識されているのでしょうか。親自身が庭を負の遺産と認識しているのか、子が庭を負の遺産と認識しているのか、はたまた両者とも負の遺産と認識しているのか、定かではありませんが。

それに関しては人それぞれですから、僕には全く意見はありません。僕自身に関しては庭を正の遺産として認識しているので、体が動く限りガーデニングしていくつもりです。

One’s Wayの庭はコナラやリョウブ、ソヨゴ、エゴノキ、ヒサカキ、アカメガシワ、ヤブニッケイなど里山に自生している雑木が中心の庭なので、私たちの寿命が尽きた時は周りの里山に同化していけば良いと思っています。庭造りの当初から里山に帰っていく意図を持って造園してきました。

我が家の場合、庭付きの家というよりは庭の中にある家と僕は認識しています。その証拠に我が家の建ぺい率は10%を下回っています。小さな家だからこのような数値になっているわけですが、それでも10%を下回るとどう見ても庭が主で家が従です。結局私たちは庭に住んでいるわけです。我が家の屋号がOne’s Wayなのもお分かり頂けるでしょう。雑木林の小径脇の四阿(あずまや)に私たちは暮らしているのです。だから住まいはテントでもキャンピングカーでも良いのです。家に住むのではなく庭に住んでいるのです。

僕の実家には土の地面があまりありませんでした。土の地面を求めて里山の土地を手に入れました。

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