One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 時雨の晴れ間の一コマ by M2017/11/25

織部調のガラス食器
11月下旬、北陸は時雨の季節になります。太平洋側の地域のご出身で富山で暮らす方のお話を聞くと、この季節が辛かったとおっしゃることが多いです。

毎日、毎日、どんよりとした曇り空。時折、雷とともに激しい雨やあられ、雪。ただでさせ日に日に日が短くなる季節の上、日中でも暗いのですから、気分が落ち込みやすくなります。冬季うつという病があるくらいです。

しかし、一瞬の晴れ間があるのもこの季節の特徴です。冬に特有の筋状の雲の切れ間から太陽がのぞく瞬間は、舞台でスポットライトを浴びたようなものです。周囲が厚く黒い雲に覆われている中でのことですので、その明るさは一塩。

今日は時雨の晴れ間に日差しがリビングの奥まで差し込み、ガラス工房◯(マル)さんの作品を照らしていました。深まる秋を彷彿させる織部調のガラスのグラスとボール。イベントで展示したものの一部です。

3年前のイベントでは、初夏ということもありポップな色調の作品が並んでいました。今回のイベントでは爽やかな色調のグラスに写真の織部調の作品が混ざり、まさに時雨の季節をイメージしました。

ここにいる限り、時雨の日も悪くありませんね。私たちに今の所、冬季うつの心配はなさそうです。

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