One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 竹を伐る時期 by T2017/11/29

割竹150本
竹は11月頃切るのが良いそうです。水分も少なく材として使用するには適しているということでしょう。

知人の竹林へ行くと、枝葉を切り落とされた何本もの孟宗竹が伐り倒されていました。薪用のコナラを伐採するのと同様、ここまでの作業が大変なのです。ここからの僕の仕事は簡単です。150cmの長さに切断し四つ割りにします。3時間で約150本の割竹を作りました。

この割竹は来春、シシ垣用の材にします。亜鉛溶融メッキ単管杭とガルバリウム鋼板で作ったランニングフェンスの外側に、割竹を逆茂木(さかもぎ:樹木の枝を刺して作った古代の柵)のように差し込んでいくのです。ランニングフェンスの縦線に対し割竹の横線でグリットを作っていく。フェンスのシルバーで軽く冷たい無機的表情に竹の有機的不均等な表情を織り込んで風景を作っていくのです。

竹林の所有者であり僕の知人は年齢が80歳を越えています。僕が訪ねて行った時、既に雪囲いの仕事に出かけて留守でした。80歳を過ぎてもなお大きな竹を伐り、雪囲い作業に出かける。これからの日本人の健康寿命は大きな格差が広がっていくことでしょう。どういった高齢者になるかは、高齢者になる前にどう生きたかで決定するのかもしれません。僕も80歳を過ぎてなお外仕事をバリバリできるような老人を目指します。

■ 悩みのない人 by M2017/11/29

大根葉とちりめんじゃこのふりかけ
昔から私は「悩みなさそう」とよく言われました。若い頃は容姿や体型、そして人間関係、時には訳のわからない恐怖やイライラ、働き始めてからも人間関係や多忙、健康や責任の重さなどに悩みを感じていたのですが、他の人からは「悩みなさそう」に見えたようです。

もし、悩みがなさそうに見えたのだとしたら、比較的上手く悩みと付き合っていたのかもしれません。一時ポジティブシンキングという言葉が流行したことがありましたが、私は決してポジティブにものを考える方ではないと思います。

「遅れたらどうしよう」、「出来なかったらどうしよう」と思うことはしょっちゅうあります。働いていた頃、同僚が「なんとかなるもんだよ」と言っていたのを聞いたことがあります。が、「なんとかなる」とは私はなかなか思うことが出来ませんでした。

そのような時、一番落ち着く術は「できるだけのことをやる」だったような気がします。できるだけのことは、自分ができるだけということもありますが、他の人に助けを求めることもできるだけの一つだったような気がします。と言っても、助けを求めるのは今でもあまり得意ではありませんが…。

私から見ると、多かれ少なかれ周りの人は悩みを抱えながら生きているように見えます。それを声高にいうのか、言わないのかの違いのような気もします。

今日は何だか重い内容の記事になってしましました。久しぶりにお出かけして、体調が優れないせいかもしれません。

写真だけでも明るく!?出来立てホヤホヤ、大根葉とちりめんじゃこのふりかけです。