One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 里山の経済性とは by T2020/08/24

非売品
先日地元の方からこんな質問を受けました。
「金山里山の会では、マツタケ(サマツタケ)でいくら儲かった?」

明言しておきました。
「金山里山の会では、サマツタケを販売していません。」

金山里山の会が整備しているキノコ研究林は、あくまでも研究林であって、収穫されたサマツタケは地元の小学校の給食に使ってもらったり、整備に尽力された会員に配られたりしています。

サマツタケがどのような環境に適しているか、それを研究することによって、将来的に金山里山全体のキノコ収穫量を増やすことを目的としています。つまり目先の儲けではなく長期的な経済性を考えて活動しています。

金山里山の会の研究部長は、会の中でも最長老に近い方で常々おっしゃっています。
「わしらのためではない。未来の若いモンのためにやってるんだ」

目先の経済性ならばせいぜいサマツタケ数十本でしょう。しかし未来を見据えた長期的な里山経済性の幸福量は計り知れない、そう考えています。

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