One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 『花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼』へ行ってきました! by M2017/06/26

高岡市立美術館で『花森安治の仕事』開催中です
雨の休日だった昨日、高岡市立美術館で開催中の『花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼』へ行ってきました。昨日は、花森安治の長女、土井藍生(どいあおい)さんのお話を聞く講演会「父・花森安治のこと」が開催されていました。

14時からの開催に向けて、少し早めに家を出て、13時過ぎに到着しました。講演会の会場にはすでに10名ほどの方がいらっしゃいました。開会時には廊下にまで溢れる人が…。高岡の街は人が歩いている気配はあまりないのですが、高岡市立美術館は別世界でした。駐車場には県外ナンバーの車も見かけました。

それもそのはず、全国で4箇所、東京、愛知、岩手、そして富山での開催だったようです。

私がこの展覧会を知ったのはJ-WAVEでした。しかし、それは東京の世田谷美術館での開催のことでした。まさか、高岡でも開催されるとは!高岡大和で開催ポスターを見つけてその開催を知り、すぐに前売り券を購入。昨日の講演会に合わせて行ったということです。

テレビをほとんど見ないので、昨日初めて知ったのですが、NHKの朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で唐沢寿明さんが演じた花山伊佐次のモチーフとなった方だそうです。

長女の土井さんは、娘から見た父親の姿を心温まるエピソードを添えて楽しく語ってくださいました。秘蔵の古い写真をスライドで見せていただきながらの講演会だったのですが、あっという間に1時間45分が経過しました。

講演会の前に簡単に展示物を見て、講演会終了後に再び、今度はゆっくりと展示を楽しみました。土井さんが話してくださったエピソードに出てきた品も展示されており、鑑賞の楽しみがより深まりました。

「庶民の暮らしを守る」という花森安治の強い意志とその行動力にただただ感服するばかりでした。そして、消費行動には社会を変える力があることを確信しました。今から20年ほど前にグリーンコンシューマーという言葉を知りましたが花森安治さんはその先駆けの方のような印象を持ちました。さらにグリーンどころか「レインボーコンシューマー」、つまり、希望を持てる平和な社会を実現できる消費者像を提示されたのではないかと思います。

企画いただいた世田谷美術館の矢野さん、いち早く世田谷美術館との共同開催に手を上げてくださった高岡市立美術館の関係者のみなさま、この場を借りて心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

それにしても、花森安治さんが描かれたイラスト等は半世紀以上経った今の時代にも古さを感じず、斬新ささえ感じるのは私だけでしょうかねえ?

この展覧会に関して詳しくは、こちらをご覧ください。
http://www.e-tam.info/tenji-k_2017.html#hanamori
この後もギャラリートークが2回予定しされています。鑑賞がより楽しくなること請け合いです!

■ あいの風が吹き、絶好の作業日和となりました! by M2017/06/26

今日は朝から弱いあいの風が吹いていました。気温は22度ほどで絶好の作業日和となりました。

FMいみずの朝の番組「ラジオタウン射水」の放送を終えて夫が帰宅したのが9時30分。遅い朝食を食べてから、作業に取り掛かりました。夫は菜園の草刈り、私は庭の草取りです。

昨日の雨で地面が柔らかくなり、草が面白いほど簡単に抜けます!この日を待っていましたと言わんばかりに除草作業が進みました。花壇、石敷きの目地、狭い通路など、草刈機で刈れない場所を中心に4時間ほど草取りをしました。

夫は途中で草刈り機の燃料が切れたので、わずかに残っていたパヴェの石敷きを始めました。先ほど完成しました。写真は明日以降に載せることとし、今日の写真は屋内に紫陽花を中心とした飾った花です。



ダイニングのアナベル
ダイニングテーブルに飾ったアナベル:雨で倒れていたものを切って活けました

玄関にも紫陽花を
玄関には楽しく3つ活けてみました。小さいのは折れていたアナベル。無駄にしません!

初お目見えです!
右端の紫陽花をアップ!初お目見えです。

階段下には半夏生
栗の木の下で成長した半夏生は階段下に!

洗面スペースにはガクアジサイ
洗面スペースにはガクアジサイを!

トイレにも紫陽花を
トイレにも!

ストーブトップにもガクアジサイ
ストーブトップにはガクアジサイを高岡銅器の花器に入れて!

ラジオ放送から帰った夫が気づいたのは、ダイニングテーブルのアナベルのみ。他にも玄関、階段下、ストーブトップ、洗面スペース、トイレにも飾ったのですが、見えども見えずとはこのことです。見るって眼の働きではなく、脳の働きだということを実感しました。