One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 日暮里繊維街でリネンの端切れ購入、足踏みミシン4回目の登場です! by M2017/06/01

布巾を縫いました!
先週末、所用で東京へ行ったことはすでに記事にしました。2泊3日の日程にした理由は、29日(月)に日暮里繊維街へ行きたかったからです。繊維街のお店の多くは日曜が定休日のため、月曜日は朝から日暮里へ!

月曜日の午前中にもかかわらず、多くのお客様で繊維街は賑わっていました。外国からの観光客風な人も大勢見かけました。

上京前に下調べをし、土曜の夜に会った友人にもアドバイスをもらい、訪れたのはトマト本館、セレクト館、ノーション館、南和産業の4店でした。もう一店、安田商店3丁目店へも行ったのですがあいにく月曜日は定休日でした。

目的の一つがリネンの生地の購入でした。かなり前からリネン製の食器拭きを愛用中です。しかし、1枚800円と少々高額。そこで、生地を購入して縫おうと思ったということです。

あるある、特にトマト本館では様々な素材の生地がうず高く積まれていました。しかも安い!リネンも多数あったのですが、薄すぎたり、厚すぎたり、デザインがイマイチだったり…、結局、購入せずに南和産業へ向かいました。

南和産業は、土間に数本のリネン生地が置かれているだけでしたが、私が探していた色、質感の生地がありました。しかも、端切れが店先に置いてあり0.5mで400円弱と超お買い得でした。端切れを4枚購入しました。

そして、昨日の午後、2ヶ月ぶりにミシンを使用しました。前回は3月30日、この時も記事を書いています。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/03/30/8426699

結局、4枚端切れのうちの1枚はコースター用にとっておくことに。残り3枚の端切れから布巾を6枚作りました。1枚200円弱の材料費で完成です!が、交通費・宿泊費を考えるとお得だったのか否か…。

それはともかく目的は一つ達成しました。もう一つの目的は…、その時期が訪れたら記事にしたいと思います。

■ 水無月の庭で紫陽花咲き始める by M2017/06/01

今日から6月。庭の花にも変化がありました。

一番の変化は紫陽花が咲き始めたことです。トップを切って咲き始めたのは額紫陽花です。家の南西、妻部分のデッキ下に設けられた花壇には、造園当初はハマナスがありました。生育が悪かったため東側の花壇に移植し、後に紫陽花を定植しました。


ガクアジサイ
環境にあっていたのでしょう。定植後、紫陽花は毎年のように開花しています。同じ額紫陽花でも少しずつ色や形状が異なるので、違いも楽しめます。まず咲いたのが薄紫のものでした。


ユキノシタ
続いては、ユキノシタ。週末に訪れたGINZA SIX ガーデンでは既に花を咲かせていました。我が家の庭は、6月に入っての開花でした。


キョウカノコ
そして、キョウカノコ。ピンク色の小さな花が房状に咲いています。クヌギの下で山野草らしい佇まいです。


野バラ
野バラは、一昨年に私の実家の畑から移植しました。朝だけ日が当たる場所ですので、今年も花をつけてくれてホッとしています。


キンシバイとルー
そして車庫前の花壇では、キンシバイとルーの黄色が華やかさを醸しています。黄色は私の好きな色。エネルギーをもらえます。車庫前の黄色い花からいただいたエネルギーで今日も一日頑張れました。


玄関アプローチ2017.06.01
最後に、今朝の玄関アプローチです。ネムノキもようやく葉をつけ始め、濃い緑に覆われたアプローチとなりました。


■ 富山県に竜巻注意報発令中、でも… by M2017/06/02

縄文時代の高床式倉庫を模した我が家の軒
現在、竜巻注意報が富山県に発令中です。30分ほど前には雷を伴って激しい雨が降りました。

そんな時、本領を発揮するのが我が家の軒です。家を持つにあたり、私たちが参考にしたものの一つに弥生時代の高床式倉庫があります。高床なのはもちろんですが軒が伸びているため、雨が降っても外壁に雨があたりません。そのため、倉庫内の穀物類が水や湿気から守られるようになっています。

その仕組みを我が家にも取り入れたく、設計士の天野さんには形状は納屋のようにして、高床、そして軒をできるだけ長く出して欲しいとお願いしました。福井県大野市に行った時に見た軒の支えも取り入れてもらいました。

その結果が写真の軒です。外壁に雨が当たらないので、雨が降っていても窓を開けておくことがでます。

さて、さっきまで降っていた雨が上がり今は日が出ています。私が10代の頃、地球の二酸化炭素濃度は330ppmと習いました。今日のニュースでは400ppmを超えているとのこと。激しい気象が今後、さらに増すのかと思うと…。

自分の気持ちを落ち着かせるために、今は、私にできることを日々淡々とするだけです。

■ パヴェ増殖中です by M2017/06/02

増殖中のパヴェ
以前、パヴェについて記事を書きました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/04/29/8504788

パヴェとは石畳のこと。ヨーロッパの石畳の道路に憧れて、夫が石を敷き始めたのは一昨年のことでした。途方も無いことを始めたと思っていましたが、いつしか石が敷き詰められパヴェがうちの庭にもできました。

そして、今年の春、パヴェを広げるために新たに利賀石を購入していました。イベント等でバタバタしており、搬入されてから2ヶ月ほどは放置されていたのですが、最近になって石敷きを再開したようです。

朝、庭に出てみると前日よりも石畳が広がっていました。その一方で、放置されていた利賀石の山は心なしか低くなったように感じます。一朝一夕には広くはなりませんが、気づいたら広くなっているのが、夫が敷くパヴェです。

雨が降るとぬかるむ箇所ですが、パヴェになればぬかるみから解放されます。焦らずに完成を待つことにします。

■ 軽トラックはエンジン付き大八車 by T2017/06/03

エンジン付きダイハチ車
金山里山に住む農家の方が語っておられました。
「最近は営農組合で田圃するようになって、軽トラックを持たない百姓の家が増えてきた。」
この言葉を聞いて僕は思いました。今こそ軽トラックの買い時だ!と。

17年前、ここ金山里山に移住してきた時、ほとんどの家々に軽トラックがありました。僕も薪を運んだりするのに便利だなと思いましたが、ステレオタイプ化には抵抗感があり、必要な時だけ軽トラをお借りしていました。しかし最近は金山里山の会の活動で山に入る機会がものすごく増え、とても不便な思いをしていました。そんな矢先の言葉でした。

聞くところによれば、軽トラックはアメリカで大人気だそうです。自分でメンテナンスし易く、設備がプリミティブでシンプル。開拓者精神を受け継ぐ国民性にマッチしているのでしょうか。ゼロから始めねばならない開拓者にとって生業(なりわい)は多岐にわたります。一人でいろいろなことをこなし、いろいろな困難を独力で克服せねばならない。

そういえばここ金山里山でも軽トラックを所有しておられる家は、田圃だけではなく山仕事や畑仕事など生業が多岐にわたっている家が多い。これぞ正真正銘百の姓。「ひゃくしょう」ではなく「ひゃくせい」。

ところで僕の将来設計には脱クルマ田舎生活というヴィジョンがあります。僕の認識では軽トラックはクルマではありません。軽トラックはエンジン付きリヤカーつまりエンジン付き大八車です。というわけでOne’s Wayが選択した軽トラックはダイハツ製です。

■ 6月3日土曜日のOne’s Wayの庭 by M2017/06/03

今日は朝食後に庭を一巡りしました。昨日の雨で埃が落ち、色鮮やかな庭でした。


デイジー
まずはデイジーです。黄色が好きな私は、造園当初から黄色い花を咲かせる種を集めています。デイジーもその一つです。次々と花を咲かせ何ヶ月も楽しむことができます。難をいえば、匂いがちょっと…、ですから眺めるのはもっぱら外でです。切り花にして屋内で楽しむには無理があります。


毛虫は物理的に駆除
クリスマスローズについていた毛虫です。この時期、毎年、大量発生します。見つける度に物理的に駆除しています。気のせいか年々繁殖量は減っているように感じます。


ピンボケの紅葉の種
ピンボケしているのが、紅葉の種です。プロペラのような姿、小学校6年生の時の理科の時間に初めて見ました。その衝撃は忘れらません。どの種も生存と子孫を残すための手段として様々な工夫を施しています。人間はどうなのでしょう。世界各地で起こっていることは、その真逆のように見えるのですが…。


栗の花
そして栗。花を咲かせ始めました。この栗は、食用に購入した栗を茹でずに土に埋めたら出てきたものです。我が家の庭では最年長組に入ります。昨年からようやく実を楽しめるほどになりました。


キンシバイ
最後は、キンシバイです。毎日、この黄色に元気付けられます。花が増え、蕾もたくさんつけています。


■ 追悼グレッグ・オールマン by T2017/06/04

オールマンブラザーズバンド
先日オールマンブラザーズバンドのグレッグ・オールマンが亡くなった。僕は新聞をほとんど読まないが、こういう重要な情報は金山里山にもちゃんと届く。今回の訃報はNHKのAMラジオという風の便りで知った。

オールマンブラザーズバンドがブレイクする前のアメリカ南部地域ははっきり言って田舎ッペだった。ブラザーズがカッペのイメージを払拭し、さらにサザンロックを世界標準に仕立て上げた。ブラザーズの音楽には田舎も都会も、黒人も白人も線引きが無かった。だから世界標準になり得たのかもしれない。

田舎はしょぼい都会を目指すべきではない。田舎と都会といった区分そのものが五十歩百歩。威風堂々と世界標準を目指すべきだ。世の中の流れに乗り遅れるのではないかといってビクビクする必要なんて全く無い。

ブラザーズに関しても、流行も新たな新作も無い(遺作が発売されるようだが)。もう全て完結である。だからこれからは、じっくり腰を据えて一音一音味わおうと思う。

■ 第1日曜日、金山里山の会の「薪の会」活動日です! by M2017/06/04

毎月第1日曜日は金山里山の会の「薪の会」の活動日です。薪ストーブを所有している会員が山に入り、ストーブの薪用にコナラを伐採します。

今日の活動に当たり夫は、新たな提案をするといっていました。富山県農林水産総合技術センター森林研究所の先生からアドバイスをいただき、コナラの大木を伐採するのではなく、中低木を伐採するとのこと。その理由は、大木を残すことで地面への日照が妨げられることにより熊笹などの成長が抑えられ、次世代のコナラの幼木が成長しやすくなるからだそうです。

一昨日は夕食後に上記のことをイラストにしていました。なかなか味のある作品(?)に仕上がっていました。今朝はそれを持って活動に向かいました。そして、今朝はもう一つ新たなことが!そうです、初めてのダイハチ車での活動参加。

ダイハチ車とは、先月購入したダイハツの軽トラック”HIJET”のことです。夫はエンジン付きダイハチ車と言っています。今頃は山に入り、嬉々としてコナラを伐採していることでしょう。大木ではないので運搬も容易とのことです。試しに今朝は一輪車をダイハチ車に積んで行きました。これも軽トラックを所有したからできることです。

金山里山の会にお誘いいただく以前から、軽トラックが欲しいねと話してはいたのですが、所有の決断をできずに何年も経ちました。4月にSmartを譲って欲しいとbue-dueさんに言っていただいたのがきっかけで、軽トラックを購入する決断ができました。

私たちの生活の指針に「買う前に手放す」、「便利だけれどなくてもいいものは持たない」があります。軽トラックを購入前にSmartを手放し、軽トラックは里山暮らしには必要なものという判断のもとでの決断でした。知人に譲ったことで大好きだったSmart(私たちは"チビ子"と呼んでいました)とたまに会うことができます。それも決断できた理由の一つでしょう。

さて、写真は、今朝、庭から採ってきて活けた花です。雨上がりのひんやりとした空気の中で、どの花も凛としていました。


キョウカノコ:備前焼の花器
<キョウカノコ:備前の花器>

ガクアジサイ:本郷仁さんのガラスの器
<ガクアジサイ:本郷仁さん作のガラスの器>


ノコギリソウ:CONRANのフラワーベース
<ノコギリソウ:CONRANのフラワーベース>


ドクダミ:プリンの容器
<ドクダミ:プリンの容器>


■ 今日も新たな花、花、花… by M2017/06/05

今日は1週間の始まり、月曜日。
夫はFMいみずの朝の番組「ラジオタウンいみず」で7時から9時までパーソナリティーをつとめています。ディレクターが選曲した曲の合間におしゃべりを挟むのですが、今日は紫陽花について話していました。

射水市の花木が紫陽花とのこと。その選定理由は、市の潜在的な自然・風土・文化を象徴しているからだそうです。市のホームページによると紫陽花は多雪地帯に適応し、重い雪にも耐える粘り強さがある花木で、市内にはヤマアジサイ系の野生種が自生しており、他の種や園芸品種も多く栽培されているとのことです。また、6月には県民公園太閤山ランドで「あじさい祭り」が行われています。

実際、我が家の紫陽花は他の花木に比較してこの地に適応しているようで、特に注意して管理せずとも病虫害の被害もなくすくすくと成長し、この時期から夏まで花を楽しませてくれます。


カシワバアジサイ
今日はカシワバアジサイが花を咲かせていました。一昨年に移植し去年は花をつけなかったので気を揉んでいました。今年は、早々に花をつけてくれたのでホッとしています。


紫陽花の挿し木
夫は紫陽花を増やしてイノシシよけの垣根にしようと挿し木を始めました。さらに昨日は私の実家から紫陽花を6株もらってきました。紫陽花は簡単に根付くのでオススメです。ドライフラワーでも楽しめますし、冬枯れの姿も味があります。


シロツメクサ
今日はさらにシロツメクサも写真に撮りました。シロツメクサは私たちがこの土地を購入した時からあります。雑草化しないようにエリアを絞って残しています。


キンシバイとルー
そして、毎日楽しんでいる車庫前のキンシバイとルー。キンシバイの花が咲き誇っています。昨年は数えるほどしか花を咲かせなかったのですが、1年でしっかりをと根付いたのでしょう。葉の茂りも格段によくなっています。



■ 今日の午後はマーマレード作り… by M2017/06/05

今日は懸案事項2つが進みました。一つは、門扉です。午前中に設計士の天野さんと津幡町で鉄鋼工業を営んでいらっしゃる橋本さんがお越しくださいました。

1月末に門扉を作ろうということになり、デザインを考えました。

基礎コンクリート職人の野手さんとの打ち合わせが3月中旬でした。

4月末にコンクリート壁が完成し、いよいよ門扉の制作に入る上での打ち合わせでした。

いつも通り、あーでもないこーでもないと議論した後、設置方法など、落ち着くところに落ち着き、橋本さんに図面を作成していただくことになりました。1月に私が作ったデザイン画が、実寸に合った図面になるということです。

議論を終えた後、家に入っていただき、建築談義に花が咲きました。結果は、施主さん次第だとのこと。10回以上打ち合わせをするようだと、いい家にはならないねとのこと。うーん、私たちは10回以上、打ち合わせをしたような記憶が…。

設計士さんや職人さんを信頼して、お任せするところはお任せした方が良いものができるということだと思います。橋本さんも作り始める前はどれだけでも意見を言ってくれていいけれど、作り始めた後に言われて作り直しとなった暁には大変ですとおっしゃっていました。

さて、午後はもう一つの懸案事項だったマーマレードづくりをしました。マーマレード用に甘夏を購入してあったのですが、イベントやら、上京やらで、なかなか取りかかれずに日が過ぎていました。今日の午後は何の予定もなかったのでようやく作ることに。超簡単レシピで2時間で完成です。

350gの八朔6個、計2100gのレシピです。
皮をむき1mm〜3mmに刻みます。重量は600g。その後、鍋に入れひたひたになるまで水を加え、グツグツと煮ます。30分ぐらいで皮が透明になります。ざるにあけ、30分水に浸します。その後、小さく刻みます。

皮を煮たり、冷水につけたりしている間に、果肉を取ります。果肉は1200g。果肉を鍋に入れ、砂糖を1000g加え、マッシャーで潰します。

土鍋でマーマレード作り
そこへ水で浸したのちに刻んだ皮を加え、全体を混ぜます。中火にかけ時々かき混ぜながら約30分、とろみがついてきたら火を止め、熱湯消毒した瓶に移します。

マーマレード完成
以上。

今日は大量に作ったため、土鍋を使用しました。そういえば、人生フルーツのつばたひでこさんも土鍋てジャムを作っていらっしゃいました。家中のガラス容器を集めたのですが入りきらず、最後はガラスのボールに。

1年分(?)のマーマレードの完成です。