■ There Is a Mountain(邦題:霧のマウンテン) by T ― 2018/01/06
ドノヴァンの名曲「There Is a Mountain」。僕がこの曲を知ったのは、オールマンブラザーズバンドの名盤『At Fillmore East 』のデラックス・エディションCDに於いてだった。でもバンドの演奏はインストルメンタルだったので歌詞の存在を知らなかった。先日遅ればせながら、オリジナルはドノヴァンだということを知り、その歌詞の内容も知った。
ウチの庭の門の錠前にカタツムリ、まさにそれなんだ。
初めに山があって、それから山がなくなって、またそこに山がある。
イモムシが脱皮して、内側に蝶を発見する。
雪が向こうの丘に積もって、辺りを見えなくしてしまう。
そうなんだ。それが我が家One’s Wayなんだと正直僕は思った。
家は家であって家でなくて、やはり家なんだ。
まさに世界は認識でできているんだ。
すごく共感できた。とてもすごく。
ともあれとても良い曲だから、みんなも聴いてみて。
ちなみにドノヴァンはスコットランドのグラスゴー出身。スコットランドに是非行ってみたい!
でも写真はオールマンブラザーズバンド 1971年
ウチの庭の門の錠前にカタツムリ、まさにそれなんだ。
初めに山があって、それから山がなくなって、またそこに山がある。
イモムシが脱皮して、内側に蝶を発見する。
雪が向こうの丘に積もって、辺りを見えなくしてしまう。
そうなんだ。それが我が家One’s Wayなんだと正直僕は思った。
家は家であって家でなくて、やはり家なんだ。
まさに世界は認識でできているんだ。
すごく共感できた。とてもすごく。
ともあれとても良い曲だから、みんなも聴いてみて。
ちなみにドノヴァンはスコットランドのグラスゴー出身。スコットランドに是非行ってみたい!
でも写真はオールマンブラザーズバンド 1971年
■ 初めての本物 by M ― 2018/01/06
写真はジョアン・アイザックのエッチング「Scotlamd, Cream Tea」です。当時、2万円ほどでした。
私の大学時代の友人4人からの結婚時のプレゼントです。富山市内のギャラリーで見つけた作品をリクエストしてプレゼントしてもらいました。
結婚当初は借家のダイニングに飾っていました。新居に引っ越してからもダイニングに飾っています。暖炉がある部屋の食卓が描かれているようです。
結婚のお祝いは図々しくもほとんどリクエストしました。木製家具はオーダーし、お祝いは家具の代金に当てました。
私の親族一人だけには私たちのリクエストを聞き入れてもらえず、乾燥機を頂きました。リフォーム直後の借家では大活躍でしたが、所詮家電でしたので壊れてしまい既に廃棄。
その点、写真のエッチングの他、木製家具や万年筆など本物は27年を経過しようとしている現在でも現役です。本物の力を今更ながら実感しています。本物に囲まれた暮らし。少しずつ揃える楽しみも相待って、一生の楽しみになること請け合いです。
私の大学時代の友人4人からの結婚時のプレゼントです。富山市内のギャラリーで見つけた作品をリクエストしてプレゼントしてもらいました。
結婚当初は借家のダイニングに飾っていました。新居に引っ越してからもダイニングに飾っています。暖炉がある部屋の食卓が描かれているようです。
結婚のお祝いは図々しくもほとんどリクエストしました。木製家具はオーダーし、お祝いは家具の代金に当てました。
私の親族一人だけには私たちのリクエストを聞き入れてもらえず、乾燥機を頂きました。リフォーム直後の借家では大活躍でしたが、所詮家電でしたので壊れてしまい既に廃棄。
その点、写真のエッチングの他、木製家具や万年筆など本物は27年を経過しようとしている現在でも現役です。本物の力を今更ながら実感しています。本物に囲まれた暮らし。少しずつ揃える楽しみも相待って、一生の楽しみになること請け合いです。
■ 無くて七草 by T ― 2018/01/07
今日1月7日は七草粥の日。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロこれぞ七草。
とは言うものの、富山の新暦一月に七草全てを揃えるのは無理。例えばセリは3月頃から庭を流れる遣水沿いに生え、春には芹ご飯を作るくらいたくさん収穫できますが、1月は無理。

我が家の菜園で収穫できるのは最後のスズシロ。つまりダイコンです。昨年の内に掘り上げて保存してありますが、種を採取するために少しは菜園に植わっています。雪を被ったダイコンの緑葉を収穫して玄米粥に入れます。

昨晩から玄米を土鍋に浸し薪ストーブに置いておきました。里山の塩を入れ、家に在るもので七草粥。具材は無いようで探せば在るものです。そう思って菜園を見渡せば、ダイコンの横に小松菜の葉っぱが在りました。これぞ「無くて七草」。
■ 旗を縫う by M ― 2018/01/07
足踏みミシンを7ヶ月ぶりに使いました。これで5回目になります。
5月下旬に日暮里トマト館で買い求めた白、黄、赤、青、緑5色の生地から旗を10枚縫いました。4月第2土曜日は私たちが住む集落の氏神様の春の祭礼。今年は我が家が班長ということで、獅子舞がやって来ます。その時のための旗です。
10月下旬に秋の祭礼がありました。祭礼の後、自治会長さんにお願いして旗の大きさを測らせてもらいました。その寸法を参考に生地を裁断し、途中昼食を挟んで、縫い目を折ってアイロンがけを終えたのがお昼過ぎになりました。
それから10枚の旗をひたすら縫うこと3時間。レインボウカラーの糸で縁取られた旗のできあがりです。祭礼当日までに旗を垂らす板と竿を夫が準備し、エントランスを飾る予定です。

それはそうとこれまで足踏みミシンを使う時の椅子はダイニングのものを使っていました。もう少し高い方がいいなあと思っていたところ、11月にbue-dueさんから購入したこだまスツールがぴったりではないですか!

旗を縫い終えてハッピー、こだまスツールが足踏みミシンにぴったりでハッピー。とても小さなことかもしれませんが、充実の1日となりました。
■ 左義長 by T ― 2018/01/08
昨日は町内の左義長でした。竹、茅、生木などで組んだファイヤープレイス。場所は我が家の庭から眼下に見える広場にて。この広場は縄文時代中期の竪穴住居跡や石組みの炉跡が発見された水上谷遺跡広場です。

火入れは16時。着火してしばらく経過すると竹が「ボーン」と爆発する音が断続的に聞こえてきます。音にビックリして白鳥が逃げて行かないかと毎年気になりますが、それでも白鳥は毎年居てくれています。

材料の生木が余ったということで、町内会長さんが薪にどうぞと家まで運んでくださいました。本当に感謝です。新年早々福の神の御来です。今年は良い年になりそうです。
■ お客さまは「金山里山の会」の会長さん by M ― 2018/01/08
今日は成人の日でした。夫は東京マラソンに向けて今日も午前中はランニングに出かけました。その間に「金山里山の会」の会長さんがおいでになりました。
家に入っていただいてお茶を飲んでいただいていると夫が帰宅。今日あたり会長さんにお越しいただきたいなあと夫は思っていたとのこと。その想いが通じたようです。
写真は会長さんが持ってきてくださった「金山里山の会」の会報です。夫が書いた文章を巻頭に載せていただきました。原文はこちらの記事にあります。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/01/02/8300733
さて、会員さんのお孫さんが書かれた作文が同じ会報に紹介されていました。その一部を抜粋させていただきます。
お孫さんは会員さんの自宅の近くでご両親と暮らしていらっしゃるそうです。ご両親は仕事で家を空けられることが多く、食事は祖父母に当たる会員さんとその奥さまとされるそうです。会員さんと奥様との会話に関心を示すこともなく、食事されていたそうですが・・・・
(以下、紹介文の抜粋です)
紹介:「ふるさとと想う心を一つに」
「ふるさと富山を想うみんなの心が一つになりますように。」これは、昨年射水市で行われた「全国豊かな海づくり大会」の式典で、県出身の女優、室井滋さんが言われた言葉です。(中略)祖父は数年前から「金山里山の会」に入っています。荒れている山は木々が育たなくなり、イノシシや熊の被害が出やすいので、草を刈ったり木を切ったりして森を整備する活動をすることが目的です。(中略)森が整備されると、川の水がきれいになり、そのきれいな水が米を育て、川や海に生きる魚達にとっても、良い環境を与えます。祖父は「荒れた里山を昔のようなきれいな里山に復活させて、美しい里山を未来に残したい。」と言います。(中略)私が住むこの地域は、夏にはホタルが飛び、冬には白鳥がやってきます。この自然豊かな場所で、森や田畑をしっかり守り育て、自分にできることを考えて農業に前向きに取り組む祖父母の姿こそが「ふるさとを想う心」であると思います。未来に生きる一人として、私も祖父母の思いを受け、自分にできることからやってみようと思います。
里山の未来が明るくなる作文をお茶うけがわりに、温かい時間を過ごすことができました。
家に入っていただいてお茶を飲んでいただいていると夫が帰宅。今日あたり会長さんにお越しいただきたいなあと夫は思っていたとのこと。その想いが通じたようです。
写真は会長さんが持ってきてくださった「金山里山の会」の会報です。夫が書いた文章を巻頭に載せていただきました。原文はこちらの記事にあります。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/01/02/8300733
さて、会員さんのお孫さんが書かれた作文が同じ会報に紹介されていました。その一部を抜粋させていただきます。
お孫さんは会員さんの自宅の近くでご両親と暮らしていらっしゃるそうです。ご両親は仕事で家を空けられることが多く、食事は祖父母に当たる会員さんとその奥さまとされるそうです。会員さんと奥様との会話に関心を示すこともなく、食事されていたそうですが・・・・
(以下、紹介文の抜粋です)
紹介:「ふるさとと想う心を一つに」
「ふるさと富山を想うみんなの心が一つになりますように。」これは、昨年射水市で行われた「全国豊かな海づくり大会」の式典で、県出身の女優、室井滋さんが言われた言葉です。(中略)祖父は数年前から「金山里山の会」に入っています。荒れている山は木々が育たなくなり、イノシシや熊の被害が出やすいので、草を刈ったり木を切ったりして森を整備する活動をすることが目的です。(中略)森が整備されると、川の水がきれいになり、そのきれいな水が米を育て、川や海に生きる魚達にとっても、良い環境を与えます。祖父は「荒れた里山を昔のようなきれいな里山に復活させて、美しい里山を未来に残したい。」と言います。(中略)私が住むこの地域は、夏にはホタルが飛び、冬には白鳥がやってきます。この自然豊かな場所で、森や田畑をしっかり守り育て、自分にできることを考えて農業に前向きに取り組む祖父母の姿こそが「ふるさとを想う心」であると思います。未来に生きる一人として、私も祖父母の思いを受け、自分にできることからやってみようと思います。
里山の未来が明るくなる作文をお茶うけがわりに、温かい時間を過ごすことができました。
■ 旗の試作 by M ― 2018/01/09

昨日は、一昨日に完成した旗を取り付けてみました。自治会長さんと大工の宮田さんがご好意で取り付け用の板を作ってくださいました。が、それは1枚だけです。10枚も作った旗を取り付けるにはあと9枚の板が必要です。
昨日は夫とその取り付け方について喧々諤々意見を交わしました。私の意見を夫に完全には理解してもらえなかったようだったので、夫の留守中に家にあったもので私は試作品を作ってみました。そのコンセプトは以下の2点。
・取り外しが簡単であること:<理由>洗ってからしまいたい。
・1日もてばよいこと:<理由>祭礼の日のみ使用するので、必要以上に仰々しくしたくない。
結果が写真の試作品です。入居当初使用していた簡易的なカーテンポールにキリで穴をあけ、そこに紐を通しただけです。材料費は0円。後は長さが3mほどの棒の先に取り付けてできあがりです。
私の意見はこれで伝わったと思うので後は夫にお任せです。10本の旗がエントランスで風になびく様を想像すると楽しくなります。
昨日は夫とその取り付け方について喧々諤々意見を交わしました。私の意見を夫に完全には理解してもらえなかったようだったので、夫の留守中に家にあったもので私は試作品を作ってみました。そのコンセプトは以下の2点。
・取り外しが簡単であること:<理由>洗ってからしまいたい。
・1日もてばよいこと:<理由>祭礼の日のみ使用するので、必要以上に仰々しくしたくない。
結果が写真の試作品です。入居当初使用していた簡易的なカーテンポールにキリで穴をあけ、そこに紐を通しただけです。材料費は0円。後は長さが3mほどの棒の先に取り付けてできあがりです。
私の意見はこれで伝わったと思うので後は夫にお任せです。10本の旗がエントランスで風になびく様を想像すると楽しくなります。
■ 歳を重ね昭和バブルを着る by T ― 2018/01/09

写真は、30年前、働いて初めての冬のボーナスで買ったJ.PRESSのキャメルジャケットです。その頃は仕事柄、袖をチョークまみれにしていました。現在でも時々着用します。というより30代、40代よりも最近の方が頻繁に着用している感があります。
30年前といえば昭和末バブルの絶頂期でした。若者日本人が分不相応ともいえる高価なブランド品を身につけていた時代です。若気の至りでした。でも見方を変えればまがい物ではなく本物の品質の良い商品を購入できた時代だとも言えます。素材も化学繊維よりは天然素材、縫製もしっかりしていて耐久性も優れています。
歳を重ねるにつれて、フリースや化学繊維のカジュアルでお手入れも楽な服を着ると何故か妙にみすぼらしく見えるようになってきました。若い時には高級で本物のブランド商品がミスマッチな感があったのに・・
これからはバブルの遺産を有効活用して本物の似合う高齢者になりたいです。
30年前といえば昭和末バブルの絶頂期でした。若者日本人が分不相応ともいえる高価なブランド品を身につけていた時代です。若気の至りでした。でも見方を変えればまがい物ではなく本物の品質の良い商品を購入できた時代だとも言えます。素材も化学繊維よりは天然素材、縫製もしっかりしていて耐久性も優れています。
歳を重ねるにつれて、フリースや化学繊維のカジュアルでお手入れも楽な服を着ると何故か妙にみすぼらしく見えるようになってきました。若い時には高級で本物のブランド商品がミスマッチな感があったのに・・
これからはバブルの遺産を有効活用して本物の似合う高齢者になりたいです。
■ 2ヶ月ぶりの通常仕様 by M ― 2018/01/10

昨日の午前中、私が出かけた後、bue-dueのたまちゃんが来訪。11月18日(土)、19日(日)の両日開催したOne’s Way- それぞれのあたりまえ -の10回目のイベントで使用した什器(本棚)を引き取っていかれました。
搬入を終えたのが11月9日でしたから丁度2ヶ月、我が家のリビングに彩りを添えてくれていました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/11/20/8731171
これまであったのものがなくなるというのは寂しいものです。什器と一緒に木製小物も姿を消しました。
ただ、2ヶ月前と違って、通常仕様にネストテーブルが加わっています。今は立礼棚として設え、お抹茶を楽しんでいます。今日は留守中の来訪でしたので、お抹茶をお出しできなかったのが心残りです。
近いうちにまたいらしてくださいね。お抹茶とお菓子を用意してお待ちしています。
搬入を終えたのが11月9日でしたから丁度2ヶ月、我が家のリビングに彩りを添えてくれていました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/11/20/8731171
これまであったのものがなくなるというのは寂しいものです。什器と一緒に木製小物も姿を消しました。
ただ、2ヶ月前と違って、通常仕様にネストテーブルが加わっています。今は立礼棚として設え、お抹茶を楽しんでいます。今日は留守中の来訪でしたので、お抹茶をお出しできなかったのが心残りです。
近いうちにまたいらしてくださいね。お抹茶とお菓子を用意してお待ちしています。
■ ハルを待ちながら by T ― 2018/01/10

写真はコブシの蕾です。春を待っています。コブシはとても我慢強く,落ちた種子が数十年待って発芽するものもあるそうです。
8年前に我が家の庭の斜面に植わっていた杉の大木10本を伐採しました。東向き斜面だったので朝日が差し込むようになり、この時チャンス到来と言わんばかりにコブシが至る所で芽を出しました。発芽したコブシの種子はひょっとしたら私たち夫婦が住む以前から此処で発芽を待っていたのかもしれません。幹が比較的真っ直ぐ伸びるコブシは富山の雪の重みにも強く、雪解けをじっと待ってから雪に負けない白さで開花します。

白侘助の蕾です。先日、蜜を吸いに来たのかヒヨドリが花を突いていました。虫達の少ない冬、鳥達が虫に代わって受粉を手助けしてくれています。鳥達にしても食べ物の少ないこの季節には冬に咲く希少な花の蜜がとても貴重なのでしょう。
ところで玄関アプローチ横にあるマメザクラにカイガラムシを二匹発見。こちらも硬い殻の中で寒さにじっと耐えているようでしたが、僕は即、潰しました。カイガラムシもマメザクラも同じ生きとし生けるものですが、僕はマメザクラを選択しました。生きるということは不条理です。生きるということはゴトーを待つかのごとく不可解なことです。