One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 嬉しい悲鳴 by M2018/04/01

これから山に入ります
毎月第1日曜日は「金山里山の会」の下部組織「薪焚き人の会」の活動日です。1月と2月は活動休止、先月は積雪が残っていたため活動せず、4ヶ月ぶり、今年初めての活動となりました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/12/03/8740178

夫は昨日から準備に余念がありませんでした。チェーンソーの刃研ぎをして今日を迎えました。夫によると薪の切り出しのほぼ9割はチェーンソーの切れ味で決まるとのこと。

この「薪焚き人の会」の活動ルールは非常に簡単です。
1)活動日は毎月第1日曜日
2)午前8時に「金山里山の会」倉庫前に集合
3)二人以上で活動する。(安全の確保のため一人の場合は活動しない)
4)チェーンソーの燃料、補給用の飲料等は各自で用意
以上

毎回の事前連絡もなく当日集合場所に行ってみて活動の可否がわかるというシステムです。これまでに活動なしとなったのは去年の7月だけだったと思います。夫が集合場所へ行ったら他にお一人集合場所にいらっしゃったそうです。豪雨のため夫は参加するつもりはなく、その時点で活動なしが決定。

会員のほとんどが近隣にお住いの方ですので可能なシステムなのかもしれません。そもそも薪ストーブ用の薪の調達が目的ですから、わざわざ遠くの山にまで行く必要もありませんから、それで十分。その上、大雪で倒れた樹木を近隣の方々からいただいたため、我が家ではすでに再来シーズン用の薪がかなりたまっています。これ以上、薪が増えても置き場所が…。嬉しい悲鳴です。

写真は、ハイゼットに積まれた「薪焚き人の会」の装備です。

■ 今シーズン最後 by M2018/04/01

ハッシュド椎茸(?)
昨日記事にした通り、今日は今シーズン最後の薪ストーブによる煮込み料理をいただきました。ハッシュド椎茸(?)。

陸のアワビと称される「能登でまり」と同じ菌からできた原木椎茸をふんだんに使って煮込みました。そして、サラダと小松菜のソテー、チーズを加えて赤ワインを楽しみました。

今日の午前中は夫は「薪焚き人の会」の活動でしたが、午後から二人で富山に繰り出して久しぶりにショッピングを楽しみました。夫のアウトドアジャケットとパンツ、春の祭礼用ワイン、脱衣室で使うボックスetc.

5時前に帰宅し、ジャガイモを茹でてマッシュポテトに、茹でている間に畑で小松菜の収穫…

今日も充実した時間を持つことができました。ありがとうございます。

■ 世代交代にて、お疲れ様でした! by T2018/04/02

1995年ドイツのクリスマス風景
今まで愛用していたのは22年前に購入したモンベルのマウンテンパーカー。ちょうど購入した頃、今住んでいる里山の土地の購入決済を成立させ、そのお祝いを兼ねて真冬のドイツ旅行をしました。その時購入したてのマウンテンパーカーを持って行きましたが、マイナス10度を下回るドイツの真冬には少々寒かった記憶があります。日本で使用するには全く問題はなく、今日までかなりタフに使ってきました。焚き火時に着用したりしたので、袖口に火の粉の穴が開いています。

さて今回、同じくモンベルのパーカーを新調しました。かなり軽量化されシンプルなデザインに仕上がっています。来冬雪の里山でスノーシュー散策や野菜の収穫をするためにも上下で購入しました。

ゴアテックス用のクリーナー洗剤も購入しましたが、先ずは古いマウンテンパーカーを洗濯しようと思っています。22年間の汚れを落とし、お疲れ様でした。

■ 原木「干」椎茸 by M2018/04/02

原木「干」椎茸
写真は原木椎茸です。
この10日間、雨がなく気温は初夏を思わせるほどとなり、原木椎茸が乾いて「干ししいたけ」化しました。

干ししいたけになると旨味ばかりか、栄養価も増すとのこと。干ししいたけ化した生椎茸「こなら姫」は、水で軽く戻して調理をすれば、生椎茸同様にアワビの食感を楽しむこともできます。

今日も原木「干」椎茸に乾杯!となりそうですね。

原木生椎茸「こなら姫」についてはこちらの記事をご覧ください。
http://onesway.asablo.jp/blog/2018/03/23/8809325

■ 47歳のこいのぼり by M2018/04/03

こいのぼり一式
昨日、私の実家からこいのぼりを一式もらってきました。私の弟が誕生した年から10数年間実家の空を泳いでいたものです。

弟が成長し甥が生まれるまでの間はしまってありました。甥が誕生して再び泳ぎ出したのが21世紀に入ってからのことでした。その甥も成長し昔の成人という言われる16歳以降は再び空を泳ぐことはありませんでした。

一昨日の日曜日、出先に向かう途中、空を泳いでいるこいのぼりを発見、即決断。実家からこいのぼりを貰ってこようと。

昨日、実家からもらってきたこいのぼり、夫と協議した上で、菜園の中央で泳いでもらうことにしました。屋根より高いこいのぼりが伸び伸びと泳ぐ姿が目に浮かびます。

■ 開花宣言 by T2018/04/03

ヤマザクラの開花
我が家のヤマザクラが開花しました。例年時期の開花だと思います。この後雨模様で気温が低めになる予報なので、長く花を楽しめたらなと願っています。

前庭に立つヤマザクラは15年ほど前に植えたモノですが、当初前庭はコナラの庭にする予定でした。小さな苗の時期は幹の木肌がサクラには見えず、てっきりコナラだと思い込んで育てていました。数年後どう見てもサクラの木肌になっていき、葉っぱと花が同時に開いた時点でヤマザクラと判明しました。

今では車庫横のシンボルツリーとなり、軒先の高さも越え、道路を歩く人の目を楽しませてくれています。軒先を越えてしまえば朝日を充分に浴びることができます。これからもスクスク育って欲しいと思います。

■ 環境が「見え方」を変える? by M2018/04/04

レンギョウとシロモジ

写真はレンギョウとシロモジです。庭で花の盛りを迎えています。煩い枝を切ってきて活けてみました。煩い枝でも活ければ、それなりの姿に…。

人間も同じかもしれません。環境によって見え方が変わことがあります。ある場所では輝いていた人が、場が変わると輝きを失ってしまったり、その逆もあります。

人間は場所を移動して環境を変えることができますが、植物は移動できません。根づいた場で生きていく宿命にあります。たまたま私が枝を折り、屋内に持ち帰ったことで、煩い姿だった枝がその姿を輝かせています。

環境の方がある人の輝きを失わせているとしたら、それはその人のせいではなく、環境のせいかも…。たまたま知人に勧められて読んでいる辻村深月著『かがみの孤城』からもそのようなことを読み取れるような気がします。

■ 2018年第1クオーター終了 by T2018/04/04

突然開花したユスラウメ
今年も4分の1が終了しました。4月3日時点で

・スーパーマーケットへ行った回数 : 0回
・外食回数 : 19回
・ビール購入本数 : 500ml缶を2本

・昨年のスーパー回数は2回でした。今年はそれを上回る(下回る?)かも。別に我慢しているわけではありません。行く必要が無いのです。それにスーパーの駐車場には極力近寄りたくありません。君子危うきに近寄らず。
・外食回数は、東京マラソン旅行があったので、昨年よりペースが速いです。東京の親類の家でご馳走になったのも外食カウントです。当然昼食にカツサンドを購入したのも外食です。
・我が家の購入アルコール飲料の99パーセントはワインとウイスキー。ビールは最近滅多に購入しません。ワインやウイスキーに比べて日本の清涼飲料水のようなビールには、世界標準からして学ぶべきことがほとんど無いと思うからです。宴会等でビールが出された時はそれなりに飲みます。そんな場面でこだわるほどスノッブになりたくありません。でも自分で買ってまで飲むほどアンニュイな人間にもなりたくありません。

写真は本文と関係ありませんが、突然開花したユスラウメです。

■ 久しぶりの雨 by T2018/04/05

国産の種
ようやく雨が降りました。今週末にもまとまった雨が降りそうなので、雨後のタケノコも楽しみですが、雨後の種蒔きも楽しみ。ニンジン、ホウレンソウ、ラディッシュ、春菊、インゲン豆・・

巷では貿易戦争の色合いを帯びてきています。自国の食料自給率向上を待っていられないので、手っ取り早く自家の食料自給率を向上させようと思います。

■ 枯れ枝を取り除くだけで by T2018/04/05

道路脇の残木
樹木の剪定に関して、かつて某造園デザイナーにこんなアドバイスを受けたことがあります。
「枯れ枝や折れ枝を取り除くだけで、案外樹形がスッキリ良くなるもんですよ。」
確かにこの言葉は一理あると思います。と同時に樹木剪定作業に対する敷居が低く感じられるようになり、自分でも楽しくできるようになりました。

話は変わって、先日の薪焚き人の会の話です。森林組合が里山の樹木を伐採し、不要な雑木や枝等を作業道横に放置していった場所で、私たち会員は薪用の原木や太めの枝を集めました。最初、残木の中から薪原木を集めることができるか半信半疑でしたが、いざ作業を進めてみると、ほんの2時間ほどで各自軽トラック一杯の薪原木を集めることができました。
直立した大木にワイヤーを張って幹を伐り倒すところからスタートする必要がなく、既に横倒しになった樹木の幹や太い枝をどんどん玉切りしていけば良いので、安全で思いのほか作業がはかどるのです。
更に、枝の放置が少々片付けられ里山の美化にもなりました。

またまた話は変わって、運動不足解消の話です。車に乗ってゴルフ場やトレーニングジムへ行き、有料で体を動かすよりも、日常の通勤や家事、買い物、作務などの場面で無料で歩いたり体を動かしたりする方が、基礎代謝が増進され消費カロリーも多くなるのではないかと僕は思います。且つ消費支出も抑えられて。

「枯れ枝を取り除く」的哲学は、生活の至る所で実践することができると僕は思います。