One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ガソリンはいつ給油するか by T2019/09/26

ある自衛官が言っていた。
車のガソリンは半分を切ったら必ず満タンに給油する、と。

いざという緊急時はいつやって来るか分からない。だから平時の余裕のある時に準備しておく。しかもそれを日常のルールにするということだ。

世の中の重要事には、緊急かつ重要な事と、今は緊急じゃないが重要な事がある。緊急かつ重要な事に関しては大抵の人が即行動する。しかし、今は緊急じゃないがいずれ必ず緊急になる重要な事に関しては行動に個人差が生じる。緊急になってから重要な事を行おうとすると、大体は緊急かつ重要なことが複数重なってしまい慌てふためく可能性が高い。

おそらく世の中のデキル人間というのは、今は緊急じゃないがいずれ重要になる事を平時の余裕のある時に出来る人間なのだろう。先述の自衛官のように。

デキル人間は慌てないので忙しそうに見えない。時間を計画的に活用しているから仕事量が多くても忙しそうに見えない。

僕もそんな人間の習慣を見習いたいと思う。

ところで、自然災害等の報道を見ていると悲惨な被害の事例ばかり報道されている。そして支援や補助金要請のSOSメッセージばかりが目立つ。
同じ災害を経験し、同じような地域に住んでいても、被害には多少個人差がある。確かにそれは運・不運なのかもしれない。

だがしかし、
それまでの身の振る舞いにも差があったかもしれないとも思うのである。

報道は悲惨な状況ばかりでなく、「私はこうやって被害を最小に食い止めた」というデキル人間の貴重な教訓的事例も多く報道して欲しい。