One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ さらばもう一度、アイルランド回帰の旅[僕がCOMPETITION BIKE(競走用自転車)にこだわる理由]-前編その6:DANNY BOY -2017/03/26

今は廃刊となっている『月刊ニューサイクリング』誌の2013年6月号に掲載された作品です。

■DANNY BOY

次の日、僕たちはOK SPORTSにてバイクをレンタルした。
妻は、サドルが緩んでいるロードレーサーを、僕はヘッドの緩んだMTBを一日借りた。その日は日曜日だった。田舎道でカトリック教会からの帰りらしき家族の一団とすれ違った。どちらからともなく「ハイ」と挨拶していた。僕は走りながら自然と「DANNY BOY」を口ずさんでいた。それ以来、17年以上経過したが、「DANNY BOY」が、こんなにも似合う気分と場面は、未だ経験していない。


道端で見かけたホイールモニュメント

道端で見かけたホイールモニュメント[1995年、キャリック・オン・シュア]

(続く)


※ これまでに公開したシリーズはこちらをごらんください。

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