One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 5月のイベントの概要が決定しました! by M2017/03/29

イベントのDMに使用予定です
今日の午前中、bue-dueさんが家族4人で我が家へいらっしゃいました。
5月のイベントの打ち合わせのためです。イベントは5年目に入り今回は9回目の開催となります。

家具職人のたまちゃんと奥様、そしてお嬢さんと息子さんの4人家族です。お嬢さんはこの3月に小学校を卒業され、4月からは中学生。One’s Wayのイベントを始めた時は3年生でした。時の過ぎるのは早いものです。お父さんであるたまちゃん曰く「子どもが子どもである期間って短いんだと実感する」とのこと。一緒に住んでいらっしゃる親でさえそうなのですから、年に4・5回しか会わない私たちにとってはあっという間です。

さて、午前中の打ち合わせで決まった5月のイベントの概要です。

***********************************************

One’s Way −それぞれのあたりまえ−

”bue-dueの家具とフェアトレードを中心としたOne’s Way セレクション”をテーマに実施します。
bue-dueの家具でカフェ空間を作り、手作りケーキでお飲み物を楽しんでいただけます。

日時:5月20日(土)10:00〜18:00
   5月21日(日)10:00〜16:00

会費:大人500円 小人200円(未就学児無料)
bue-due製作のノベルティーをお持ち帰りいただけます。

************************************************

これまでのイベント同様、DM作成はbue-dueさんの奥様にお任せです。いつも素敵なDMをデザインしてくださるので、今回も楽しみです。

One’s Way セレクションでは、我が家で愛用の品々をご用意したいと思っています。
まだまだ先のことですが、今からご予定に入れていただけると幸いです。

お越しをお持ちしています!

これまでのイベントについては、こちらをご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/ones/way/event.html

■ 三つの椅子と一つのテーブル by T2017/03/29

三つの椅子と一つのテーブル
昔、こんな話を聞いたことがあります。それは1は単数でそれ以上は複数ですが、2だけは双数という場合があります。そして双数の双は仏教でいうところの僧に通じるそうです。

人間社会において一人だと自分が食べたい時に食べ寝たい時に寝て勝手気ままに暮らすことができますが、二人つまり双数になったとき、ある程度相手と折り合いをつけて暮らした方が時間やエネルギーを無駄なく効率的に活用できる場合があります。時間を守ったりルールを守ったりすることは双数になって初めて生きてくるわけで、それが僧の修行になっていくという話でした。

ところが現在、経済界は無論ですが政治や外交全ての面でビジネス優先の流れが強まっているような感じがします。ビジネスつまりお金儲けを効率的に進めるためには、僧の修行とは真逆に双数や複数を全て単数に分断個別化するのが効果的です。各人が各自のペースで別々に行動してもらったほうがより時間やエネルギーを費やしてくれるわけですから、そこに利潤が生まれるわけです。

一人一人がマイカー、マイ電話、マイTV、マイPC、さらには食事の時間もマチマチでメニューもマイメニュー。時には食べる場所さえも各々外食。こうなってくると経済は活性化し、人はその状態を好景気と呼んでいます。


話は変わりますが、ヘンリーDソローがウォールデン池畔にて実験生活を行なった自作のキャビンには3つの椅子がありました。一脚は自分の孤独を慰めるため、二脚目は友人用、三脚目は社交用とのことでした。

私たち夫婦が結婚する直前、まず買い求めたものはKAKIに作ってもらった三つの椅子と一つのテーブルでした。一脚目の椅子は自分、二脚目は伴侶、三脚目は社交用のベンチ。そしてそれらは一つのテーブルを取り囲んでいます。このセットは永遠に分割不可能でありたいと願っています。