One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 新しい単管薪置き場が完成しました。 by T2017/03/25

新しい単管薪置き場が完成しました
単管パイプで薪置き場を作ったのは今回で2回目です。以前作った単管薪置き場は全てバラしました。その場所にしっかりとした木造の薪小屋を大工さん(宮田さん)に造ってもらったからです。そしてパイプやクランプなどの部材は薪伐り台や猪垣、さらに今回の薪置き場などに再利用しました。

今まで我が家の薪小屋にストックできる薪の量は約16立米。1年間に使用する薪の量は我が家の場合9から10立米。2年分ストックしておくには少々足りません。そのため薪小屋に入りきらない薪をガレージの一角に積んでおいたり、屋外に自立積みしてトタンを被せて置いたりしていました。いちいちトタンを被せるくらいだったら、いっそのこと屋根付きの薪置き場を作れば薪を積むのも楽だし取り出しも楽だと思いました。これで3年分はストックできます。

素人が造作するには単管パイプ工作が適して安全。失敗してもやり直し可能。試行錯誤を繰り返しながら楽しく作業できます。解体すれば部材も再利用できます。

無機質で画一的な部材でも、シンプルかつシャープなインダストリアルデザインとして適所に使えばとても面白いと思いますよ。

そのような特色を持つ単管パイプを今回部材に選択した理由は、薪置き場設置場所が家から道路を隔てたファーム内であること、猪垣のポールが同じ単管パイプ製で統一感があること、ファーム横の隣家がガルバリウム張りの倉庫型シャープな家であることなどから決断しました。また我が家のステンレス屋根やアプローチの橋が鉄製であることも敷地全体として鉄使用に馴染みやすかったと思います。

里山の家はつくり続けるもの。里山の家には完成の日はありません。

■ 市民ランナーを返上し、ウォーカーへ。春の薄氷がはっていました。 by M2017/03/25

今朝の冷え込みは、真冬を彷彿させました。吐く息は真っ白で、キッチンにたつと底冷えを感じました。

春分が過ぎ日の出が早くなったので、早朝ランニングを再開したのですが、今朝はあまりの寒さの中走り出す気になれず、ウォーキングに変更。カメラをコートのポケットに入れて家を出ました。

煙突からたなびく薪ストーブの煙
家の対岸の県道から谷向こうの我が家を見ると薪ストーブの煙突からの煙がなびいていました。家では夫が薪ストーブの火をつけてくれています。空気は冷たく霜も降りていて震えながら歩いていましたが、煙突から漂う煙にほっこりとします。

霜が降りた野焼き後の里山

日の出前の霜の降りた里山
今日は、先週末の野火つけで焦げた田畑の法面にも霜が降りていました。緑と茶色の早春の里山に黒と白が加わっています。水溜りには氷もはっていました。今日は、22日、24日のランニングと同じコースを歩きました。途中の里山の風景は、この地に住みたいと思った20数年まえを思い出させてくれます。


朝日を浴びる我が家

マンサクにも霜が…
家に帰りつく頃には日の出間近。薪ストーブの火も落ち着いたのでしょう煙はほとんど見えません。玄関アプローチの取り掛かりにあるマンサクの花にも霜が降りていました。庭に降り手水鉢を見るとうっすらと氷が張っています。この手水鉢、庭の施工をしてくださった柴崎農園さんからのプレゼントです。9年の間に苔がつきいい雰囲気を醸し出してくれています。その隣には蕾をつけた水仙が…。

手水鉢に薄氷、隣には水仙が蕾を膨らます
今朝の寒さに冬の戻りを感じましたが、里山に春が確かにやってきています。