先日、ある知人から松茸を頂きました。見事な松茸です。
先ずは神様にお供え。神棚はそのためにあります。
それから御下がりの松茸を、蒸し焼きして醤油を垂らし、夕食に。
夕食に日本酒を飲む時は片口に注ぎ入れ、先ずは必ず神棚に。よって我が家の一献目は必ずお神酒です。
いでいでこのついでに
楽しうなる様 語りて聞かせん
朝起き疾うして慈悲あるべし
夫婦の中にて腹たつべからず
人の来るをも厭うまじ
我らが様なる福殿には
いかにも御仏供を結構して
さて中酒には古酒(振るう酒)を
嫌という程盛るならば
楽しうなさでは適うまじ
狂言 『福の神』より