One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 豆桜が一分咲き、富山の里山にも春が訪れ… by M2017/03/17

一分咲きの豆桜
前庭の豆桜が咲き始めました。2004年の春は4月8日に開花したことを覚えています。あれから13年、いろいろありました。そして、豆桜は3週も早い開花です。マスメディアで春が待ち遠しいというコメントをよく聞きます。冬が厳しい地方では確かに春は待ち遠しいのですが、3週も早い開花を喜んでいいのか悩みます。

気候変動は新たなフェーズを迎え、施策は対策から適応へ変化したという話を先月耳にしました。3.11直後は、マインドセットを変え、新たな行動を喚起する声も聞きました。しかし、あれから6年、マスメディアから流れる情報の背景にあるマインドセットは3.11以前のまま、いやそれ以上に後退してきている感じが否めません。

自分にできることはたかが知れていますが「ハチドリのひとしずく」であり続けたいと思っています。一人一人の力はわずかでも、多くの人の力が集まれば大きな力になると思います。ただ、その方向性が誤っていたら危ないことになりかねませんが…

何が正しくて、何が間違っているのか、あるいは何を信じ、何を信じてはいけないのかが分からなくなるような時代です。だからこそ、誤った方向に社会が、時代が進まないよう…、たとえ残念ながら誤った方向に進んだとしてもリスクが最小限になるよう、ガンジーの言葉を胸に日々、精進していきたいです。そのようなことを、楚々と儚げに咲く、豆桜を観て思う一日でした。


参考:マハトマ・ガンジーの言葉
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
「明日死ぬと思って生きなさい、永遠に生きると思って学びなさい」

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