One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 行者ニンニクから熊野に向けて by T2017/05/12

蕾をつけた行者ニンニク
近所の方から行者ニンニクの株を分けてもらいました。畑の隅に栽培されていたのですが、イノシシの電気柵を張ることとなり、場所を替えなければならなくなったためです。

我が家のファーム内で自生しているウワミズザクラ下に植えました。生命力が強そうなので今後どんどん増えていってもらいたいです。

行者と聞けば修験者を想起します。山伏の呪術験力には僕は全く興味を抱きませんが、俗人の身ありながら大自然の中に神仏を崇め、ストイックに心身を精進する。時にはその行いが捨身にも達しかねないくらいの難行を極める姿勢には、何か神聖で惹きつけられるものを感じます。

最近ふと思うんのですが、僕の周りでは根性とか我慢とかといった言葉があまり聞かれなくなりました。腫れ物に触るように「がんばる」と言葉に出してはいけないような雰囲気が何となくあります。

というわけではありませんが、熊野をがんばって歩いてみたくなりました。夏まで旅は我慢です。