One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 今シーズン初焚き… by M2017/10/16

昨日の夕方、半年ぶりに薪ストーブに火が入りました。私たちは薪ストーブの火をスナフキンと呼んでいます。春から秋、ムーミン谷に帰っていたスナフキンが、冬の間は我が家で過ごしてくれるのです。

シーズン初焚きはマッチ一本で火をつけるが恒例となっています。炉床に薪を組んでからマッチで割り箸に火をつけ、組んだ割り箸に火を移します。

マッチ一本から火をつけます
1 マッチ一本で火をつけます
組んだ割り箸に火を移します
2 組んだ割り箸に火を移します
割り箸に火が移りました
3 割り箸に火が移りました

炉床の様子
4 炉床の様子

だいぶ火が安定してきました
5 ストーブに入る空気量を調整しながら、火が安定するのを見守ります。

あとは見守るだけ
6 あとは見守るだけ

火が安定するまでほんの数分でした。さすが18シーズン目に入った薪ストーブライフ、初焚きにしては上出来です。火が安定すればあとは時折目をかけてやればOK。ネイティブアメリカンが焚き火の火をbabyと言っている理由が分かるような気がします。

昨日はワインで初焚きを祝いました。2時間ほどの初焚きでしたが、家は十分に温まり、朝までぬくもりが残っていました。空気ではなく物を温める薪フトーブの効果の賜物です。


■ 働き者の小人たち by T2017/10/16

小人たちが見えますか?
薪ストーブに火が戻ると、お湯もガスレンジで沸かす必要がなくなります。今朝の朝食後のコーヒーも薪ストーブ天板で沸かしたお湯で頂きました。昨晩からポットに入れてあった水をストーブが沸かしてくれるので水道水に含まれる塩素も抜けています。

ところで我が家のキッチンには電子レンジと電子炊飯ジャーがありませんが、加えてもう1つ無いものがあります。それは電気ポットです。以上3つの電気シリーズはどうしても好きになれません。形的にも健康的にも受け入れることができません。それにかつてはそれらが暮らしに存在しなくても問題なかったわけです。各人感じ方は様々ですが、僕にはそのジャンキーさが受容できません。

というわけで薪ストーブに火が入っていない時はその都度ポットでお湯を沸かさねばならないわけです。それが薪ストーブに火があるとその手間が省かれます。ありがたいことです。ガス代も節約されます。

また加えて、これからおでんやシチューの美味しい季節になります。鍋を薪ストーブ上に置いておけば、あたかも働き者の小人たちが活躍してくれるかの如く、いつの間にかコトコトと煮込まれているわけです。時間のかかる豆の煮込みもこなしてくれます。

さらに小人たちは洗濯物も乾かしてくれます。薪ストーブを焚くと室内の湿度が下がります。加湿のためにも部屋干し洗濯物が必要になるわけです。遠赤外線と言う名の小人たちが乾かしてくれるわけです。

怠け者の僕にとって3つの電気シリーズは必要ありませんが、働き者の小人はいなくてならない存在です。