One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 富山マラソン、ワースト記録更新! by M2017/10/29

マラソンは35kmからが本番
今日、富山マラソンに出場しました。雨の予報でしたが、幸いにもスタート会場に到着してから、スタートまで雨があがり濡れることなくスタートを切れました。

4時間30分のペースランナーにくっついて走ること3時間40分、残り5kmほどの地点で、このペースでいけば4時間20分切りも期待できるかもと色気を出した矢先にやって来ました。足の筋肉の痙攣が…。昨年も最後の5kmのところで痙攣に見舞われ4時間切りのペースが失速し、最後に4時間30分のペースランナーに抜かれて結局4時間20分台でした。

今年はその反省を踏まえて、一定のペースで走り続けての4時間30分切りを目指そうとしたのです。結果は散々でした。35kmから40kmが50分、40kmからゴールまでの2.195kmが30分です。初めて4時間30分どころか5時間オーバーとなってしまいました。

途中沿道の父子にコールドスプレーをもらってかけ、一瞬、痛みは引いたものの走り出そうとしたら再び痙攣に…。ゴール間近の富山大橋の中程で知人から声援を受け最後の1kmは走ろうとしたら、スネ、フクラハギ、モモが痙攣し、立っていることさえままならない状況になりました。ランナーのどなたかが救護を呼んでくださったのでしょう。赤いジャケットを着た救護班の男性が声をかけてくださいました。

「応援を呼びましょうか?」「それってリタイヤということですか?」「そうです。」「完走したいのでゆっくり歩きます。」
話しているうちに痙攣が治り、歩けるくらいにはなりました。ゆっくりゆっくり歩いていると左後から救護班の男性がついて来てくださっているではありませんか。それほど、危なそうな状況だったのですね。前からは医師が駆けつけ「状態を診ましょうか?」と。ここで止まったら最後、永久に動けなくなりそうでしたので「ゴールまでなんとか歩けそうです。」と答えてゴールに向かいました。

コールドスプレーをくださった方、救護班の方ありがとうございました。そして、なんとかゴールできホッとしています。最後の7kmほどを歩いたせいでしょうか、ゴール後はこれまでとは違って逆にスイスイ歩けました。あの7kmはなんだったのでしょうね。

何はともあれ、今日の富山マラソンでワースト記録を更新してしまいました。今後のマラソンとの付き合い方に影響を及ぼしそうです。

■ 富山マラソン完走・完食 by T2017/10/29

「能作」の完走メダル
雨の富山マラソン2017を完走しました。タイムは3時間36分0秒。

そして補給地点に用意された富山の銘菓類も全種類完食しました。放生若狭屋の塩かりんとう饅頭、鈴木亭の木目羊羹、竹林堂本舗の酒饅頭、ボン・リブランの創作和菓子2種類、ドンクのクリームパンの計6種類です。全て僕の大好きなお菓子です。ただ、マラソンレース中なのでたくさん食べることはできません。全て一口ずつにセーブしました。

鱒の寿司と白エビ天むすは好きなのですが、ランニング中には少々香りが不向き。今回は我慢しました。

またマラソン時には私的日常ルールの例外規定があります。それはレース後にファミリーレストランへ行き、コカコーラの飲料可という例外規定です。今年初のファミリーレストラン、プラスコークを味わいました。

雨の中、スタッフ、ボランティアの方々、沿道で応援してくださった方々、本当にありがとうございました。応援の声がけの中で僕が最も好きな声がけは、

「がんばられ」

がんばれの中に「ら」という尊敬丁寧な助動詞が入る富山詞。頑張れのメッセージが穏やかで品のある言葉に昇華します。穏やかな富山県民性を表す良い言葉だと思いませんか?

写真は富山の鋳物会社「能作」の完走メダル。さっそくウェアのポケットに入れたまま洗濯してしまい、先程洗濯機から取り出したばかりのメダルです。