One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 台風の去ったOne’ Way by T2017/10/23

里山の塩
10月後半に台風が来たのは、2004年の台風23号以来のこと。妻も記事にしていましたが、あの時は我が家の近隣でも杉の木を中心に多くの倒木がありました。

倒木を薪として処理してくれないかと言ってくださる方もいて、私たちとしては有り難かった記憶があります。

あの時、薪用原木の返礼として作り始めたのが「里山の塩」でした。頂いた倒木を薪にし、その一部で焚き火で煮詰めた「里山の塩」。原料となる海水は富山湾の海底300メートルから汲み上げている海洋深層水です。ホタルイカで有名な富山県滑川市にある海洋深層水分水施設「アクアポケット」で高濃縮塩水を購入してきます。山の木が海の塩になって帰ってくるというストーリーを僕は作ってみました。

あれから13年。以来我が家は塩を自産自消しています。薪原木を頂いた返礼のみならず、「里山の塩」は事あるごとに何かのお礼として多くの人に差し上げています。販売は一度もしたことはありません。また「ウチは塩は使わない」とか「私塩は嫌い」とか断られることは今のところありません。

今回の台風21号は、幸いなことに我が家の近隣では、今のところ被害を認めることはありません。良かった良かった。

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