One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ マラソントレーニングは筋トレ by T2017/10/08

先に、妻が富山マラソンに向けての今朝のトレーニングについて記事にしていました。それに付け加えます。

マラソンとは42.195㎞を走るスポーツです。誰でも走り抜くことができると無責任なことは言えません。走り抜くことができる人とできない人が確実に存在します。まずは42.195㎞を歩き抜くことができない人は100パーセント走り抜くことはできません。

しかし見方を変えれば、42.195㎞を歩き抜くことができる人は、マラソンを完走する可能性がかなりあるとも言えます。つまりマラソンを完走できるか否かの境界は、思っているよりも低いのかもしれません。

僕は初めて1992年に福知山マラソンを3時間50分で完走した時に思ったことは、僕のこのレベルのマラソンの場合、心肺機能の問題ではなく筋力の問題だということでした。息が上がるのではなく筋肉が悲鳴を上げているのでした。

3時間を切るいわばサブスリーレベルではなく、4時間以上が目標のランナーの場合、ゆっくりのペースで良いので自分の目標の時間を走り続けるトレーニング、いわばLSD(Long Slow Distance)が効果的だと僕は思います。筋肉にこれだけの時間を走り続けるんだということを学習及び覚悟させるのです。筋肉も最初はビックリするかもしれませんが、徐々に学習し納得してくれます。

早い遅いではなく、自分自身が自分自身の筋肉を管理統率しきれた走りができた時、そのマラソン大会は自分にとって成功したと言えるでしょう。筋肉は基本快楽主義者なので、頻繁に休もうとしたり苦情を訴えたりしてきます。しかし最後のゴールまで筋肉と会話し交渉し、時には励ましながら騙し騙し走り抜くのです。42.195㎞はスリリングの連続です。決して単調な時間と距離ではないと断言します。

僕はこう確信しています。
マラソンとは身体を鍛えるスポーツというよりは自己管理能力を鍛えるスポーツであると。

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