One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 夕日に輝く里山を眺めながらの夕食 by M2017/05/06

我が家は里山の谷筋の西斜面に建っています。道路より低い土地だっため、土地探しをしている時、最初は抵抗がありました。しかし、法隆寺から学んだ四神相応の地に当たることに気づき、購入に至ったという経緯があります。 

東に清流があれば青龍神に守られる。 
南に沼沢があれば朱雀神に守られる。 
西に大道があれば百虎神に守られる。 
北に山があれば玄武神に守られる。 

西側の斜面に建っているので日の入りは早いです。が、対岸の東斜面は夕日を浴びて輝いています。その景色を肴に夕食を摂ることができるのです。口に入るご馳走もさることながら、ここ金山里山の風景は目に入る最高のご馳走になります。

新緑の季節の萌える風景、夏は濃い緑に、秋は色とりどりの衣を纏い、冬は銀世界にと1日として同じ景色はありません。

写真は昨日の夕食時の窓からの風景です。東には庭の樹木の向こうの斜面を下ると下条川が流れ、南には白鳥が飛来する石畑池が見えます。

夕刻、東の空に月が見えます。


夕日に輝く里山

この地に出会え、この地を手に入れることができたことに改めて感謝です。


■ 皐月のころ、ブルーベリーの木にヒヨドリが by T2017/05/07

ブルーベリーの木にヒヨドリが
17年前、金山里山に住み始めて間もない頃、家の周りにブルーベリーの木を10本植えました。毎年ブルーベリーの花が咲き始める5月の今頃からヒヨドリらしき鳥が飛来し、蜜を吸ったり、実が成るとついばみにやって来ます。

8年ほど前、実がなる頃に鳥除けのネットを廻らしたことがありました。すると不思議にもブルーベリーの実の付きが悪くなりました。太陽が若干遮光されたからか、はたまたブルーベリーがネットによってストレスを受けたのかその原因は定かではありません。またネットの中にヒヨドリがもぐり込んで出られなくなったり、かえって大変な思いをしました。

そんな時、つれづれなるままに徒然草を読んでいたところ、「神無月のころ」という段に到りまして、ふと気付かされました。

「神無月のころ」は、吉田兼好がある山里を歩いていると、侘しさを敢えて楽しんでいるかのような風流な庵を発見し、兼好はしみじみと眺めていると、そこに蜜柑の木があって、その周囲が頑丈に柵で囲ってあるのを見て興ざめしたという話です。

まさに僕自身を見せつけられた感じがしました。すぐにネットを撤去しヒヨドリが来てもそのままにすることにしました。以来私たち夫婦の口に入るブルーベリーは僅かとなりました。

「そうか、今年もやって来てくれたか。」
今日やって来たヒヨドリは8年前のヒヨドリとは違うかもしれません。

私たちにとってブルーベリーの実はお店で簡単に買うことができます。でも愛らしいヒヨドリの姿を眺めることは、お金を出しても買うことができません。

■ 自家採種用の大根、花が咲いています! by M2017/05/07

菜園で咲き誇る大根の花
写真は菜園で咲く大根の花です。

この数年、大根は種を買わず自家採種したものを使っています。これだけあれば、家庭菜園で大根を育てたい方にお分けすることもできます。

大根は比較的簡単に育つようです。9月上旬、耕した畝に種をまき、1週間もすると発芽。間引きした芽は貝割れ大根さながらの味を楽しめます。

食べられる範囲で間引きを行えば、夏野菜が終わった後の端境期に重宝します。大根葉は、炒め物、ふりかけ、混ぜご飯などに調理します。大量に常備菜をつくっておけば、お弁当の一品にもなります。

話は変わりますが、一昨年の9月、大根の種を播種直後にイノシシに畝を荒らされたことを思い出しました。その冬は大根は収穫できませんでした。その後、夫は杉板と単管パイプで猪垣を作りました。それ以降、菜園はイノシシに荒らされることなく今に至っています。

おかげで今年は、大根の白い花が、菜園で咲き誇っています。

■ 今シーズン最後の筍!? By M2017/05/08

今シーズン最後の筍
今年は筍が「裏年」、収穫が少ない年のようです。ここ3年ほど、夫は親戚のおじさんを手伝って筍の収穫をしています。筍の産地、射水市黒河に夫の親戚が所有する筍山があるのですが、今年は昨年に比べて5分の1ほどの収穫量だったような感じです。

昨年は4月の上旬から収穫が始まり、5月中旬を過ぎても山に入っていました。最後の方は私も1回お手伝いに行ったほどでした。それが今年は、おじさんからの声がけを4月上旬からいまか今と待っていたのですが、声がかかったのは4月下旬になってからでした。

2日から3日に1度、午前中、山に入って筍を掘ってきます。その後、食べきれない分は、近くに住む親戚や友人に配ります。今シーズンは近くに住む親戚と友人にちょっぴり配っただけでした。昨年に比べるとその量も5分の1ほどだったと思います。

その日のうちに茹でます。幸に(?)今年の筍は小ぶりでしたので、とれたてのものにえぐみはなく、そのまま茹でただけで美味しくいただけました。筍ご飯、天ぷら、炒め物、煮物、味噌汁、スープ、サラダetc.どんな料理にでも使える優れた食材です。

昨年はひと月以上食卓に筍が出続けましたが、今年は半月で終了しそうです。夏野菜の収穫までの端境期ですが、野菜をどのように調達するかがしばらくの課題になりそうです。

写真は、昨日おじさんから頂いた今シーズン最後と思われる筍です。

■ 富山里山、庭の手入れが続きます、次に咲くのは? by M2017/05/08

キショウブが咲きました!
今日は一日中外仕事をしました。まずは、草取りです。菜園の小道のオオバコとイネ科の雑草(おそらくカモガヤ)、そしてヒメジオン退治です。毎年、集中的にとっているので、年々繁殖域は減少しています。

そして、庭の樹木の剪定。これは夫と一緒に行いました。私は手の届く範囲で枝をすき、夫は脚立に登っての作業です。株立ちのコナラの一株はチェーンソーで伐採しました。その際、コブシの枝を誤ってひと枝折ってしまいました。樹形に影響はなかったので胸をなでおろしました。

最後は、庭の草取りです。一番目につくイネ科の雑草(おそらくカモガヤ)とヒメジオンに絞って取りました。夫は木立の中を担当。苔がむし始め、土壌はふかふかのため、みるみる進みます。

他、イヌシデの移植も夫が最初に行い、仕事が捗った1日でした。最後に、写真は今日の夕刻、花を開いていたキショウブです。

■ シャクナゲが見頃を迎えています by M2017/05/09

見頃を迎えたシャクナゲ
一昨年、私の実家にあったものを移植したシャクナゲが見頃を迎えました。富山の農家さんのシャクナゲの出荷が今朝のニュースになっていましたが、まさに今が盛りです。

造園当初、私たちは花を楽しむ木にあまり関心がありませんでした。ですから庭の設計デザインに反映されることもなく工事が進みました。造園工事から5年ほどして、定植した樹木の成長が著しくなってきた頃、無性に花を楽しめる木が欲しくなったのです。もちろん里山にある種です。ツツジ、シャクナゲが真っ先に思い浮かびました。

ちょうどその頃、私の実家では母が木の整理を始めていたので、渡りに船とばかり頂いてきたシャクナゲです。

1本しかないので出荷はできませんが、写真で楽しんでいただければ幸です。

■ キュウリの苗を頂きました by T2017/05/09

キュウリの苗
妻の叔母さんにキュウリの苗を5本頂きました。

有り難いです。キュウリは大好きです。さらに妻は糠漬けを作っているのでキュウリはどれだけあっても助かります。我が家のスーヨー(四葉)キュウリとは一味違うキュウリを楽しみたいと思います。

この苗は妻のお母さん(=叔母さんの姉)が頂いてきたのを分けてもらいました。自家ハウスでの手作り苗です。いいなあ。僕も温室が欲しくなりました。

明日の天気予報は雨。キュウリにとって恵みの雨になりそうです。

■ 金山里山の会から椎茸のホダ木を購入 by T2017/05/10

椎茸のホダ木
金山里山の会にて、昨年秋に伐り出したコナラの原木に、今年に入って椎茸の菌駒打ち込み作業をしてきました。椎茸菌名は「能登てまり」。金沢市にある日本きのこセンターより購入した菌駒です。

このように作られた椎茸ほだ木は、一本につき会員価格で500円。これは破格の値段です。僕は18本購入しました。購入といっても実際にはお金を支払っていません。金山里山の会に参加した活動時間に合せて日当が計算され、そこから差し引かれるからです。

家庭で椎茸の原木栽培をしている人は時々見かけますが、このように自ら山で木を伐り出し菌駒を打ち、そしてビジネスではなく自宅で消費するといった自産自消をしている人はまだ少ないでしょう。

米だけを作るとか魚だけを獲るとかといったモノカルチャー(単一生産)と異なり、里山の暮らしは生業(なりわい)が多種多彩に富み、とても楽しい。しかも多種多彩ということはリスク分散にもつながり生活の危機管理力を高めます。

ほだ木栽培の椎茸を食べたら、スーパーなどで売られている菌床栽培モノにもう戻れません。肉厚で旨みがとても強い。そしてきのこ全般に言えることですが、ガンに対する免疫力向上など健康にも良いそうです。それが天然モノとなったらさらに良さそうですね。

日本は資源の乏しい国といったイメージは、戦後教育による一種のマインドコントロールだと思います。石油や地下資源のみに基づく価値観です。

里山は宝の山です。名実共に金山です。決して日本は資源の乏しい国ではありません。私たちはマインドセットを変えるだけで豊かでオシャレな里山暮らしができるのではないか。One’s Wayはそう提案します。


早速、ガーデンの木陰場所に井桁組みにして秋まで保管します。ここ数日晴天続きなので時々水をかけてやりました。今朝は明け方から雨が降っています。ホダ木もしっとり濡れて気持ち良さそうです。

■ レースのような花びらのツツジを飾り! by M2017/05/10

本郷さんの器にいけたツツジです
写真は庭のツツジをひと枝活けたものです。花器はお気に入りの本郷仁さんのガラス容器です。その下にはbue-dueさん製作のプレートを敷きました。

ガラスの容器はリクエストをして作って頂いた3作品のうちの一つです。本郷さんといえば、現在、富山県の東、入善町にある珍しい美術館、発電所美術館で個展を開催中です。4月16日のオープニングセレモニーでの興奮は今も残っています。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/04/17/8490591

bue-dueさん製作のプレートは、One’s Way- それぞれのあたりまえ-の2015年秋のイベントにノベルティとして用意したものです。その際は、エスタミネさんに作って頂いたチョコレートケーキをお出しする際のお皿として使いました。
http://www.ne.jp/asahi/ones/way/event.html#ev_15a

One’s Way- それぞれのあたりまえ-の9回目のイベントまであと10日となり、展示用の生活雑貨と食品はほぼ準備できました。あとは、bue-dueさんの家具と木製品が運び込まれればOK.

すでに何人かの方からきていただけるとの連絡も頂いています。これまでの交友を深めたり、新たな出会いに世界を広げたりできる二日間が待ち遠しいです。

イベントの概要についてはこちらをご覧いただければ嬉しいです。
http://www.ne.jp/asahi/ones/way/event.html#ev_17s

■ パンが食べられないならお菓子を食べればいいじゃない?お菓子が無いなら作ればいいじゃない! by T2017/05/11

幸せのパウンドケーキ
今年は現在までスーパーマーケットで一度も買い物をしていません。コンビニエンスストアで食べ物を買うことも滅多にありません。食材はみどり共同購入会と富山県生協からそれぞれ週1回ずつの宅配サービスを利用しています。

我が家には電子レンジが結婚当初から存在しません。調理はガスレンジと電気のオーヴンで、寒い時季はこれに薪ストーブが加わります。ちなみに電気炊飯ジャーも電気ポットも存在しません。

加工食品でなく食材を購入するようにし、なるべくシンプルに手作りする。これが妻のスタンスのようです。

先日も梅酒に使った梅の果肉を再利用してジャムにしていました。リンゴをたくさん頂いた時はアップルジャムに、はっさくをたくさん頂いた時はマーマレードに。そういえばジャムというものもここ最近宅配されてきません。ふりかけも宅配されてきません。畑のシソや大根の葉でふりかけを作ってくれています。

究極のナチュラルガーデナーだったターシャテューダーからは庭作りのみならず、18世紀から19世紀にかけての丁寧な暮らし、時間をかける手作りの世界というものを妻は学んでいるようです。

スーパーへ車を走らせる時間をかけて加工食品を買うより、調理に時間をかけて手作り料理を。

おかげさまで僕は毎日その恩恵に浴しています。

昨晩も帰宅したらパウンドケーキが一本焼き上がっていて、甘い幸せな香りが家中に漂っていました。だから僕はジャンクフードのみならず、忌野清志郎のように宝くじを買う必要もありません。